ビジネス

AOKI3月期、クールビズ効果で営業利益24%増

 紳士服のAOKIホールディングスの2013年3月期連結決算は、本業の儲けを示す営業利益が前期比124.1%の170億円になった。「熱ブロックシリーズ」「プレミアムウォッシュシリーズ」といった機能素材を使ったクールビズ商材がよく売れ、スーツの1品単価が上昇した。またフレッシャーズやリクルート、ウィメンズの客数が増加した。これらが主因となり、既存店売上高は105.4%。さらに「AOKI」で純増20店、「オリヒカ」で純増15店の積極出店を行なったため、売上高は同109.5%の1605億円になった。売上高総利益率が1.5ポイント上昇し、利益を底上げした。純利益は同138.7%の98億円だった。

 今期も引き続き機能素材を使った高付加価商品を強化するとともに、積極的な出店を維持し、売上高1780億円(同109.5%)、営業利益186億円(同108.9%)、純利益103億円(同104.8%)の3期連続増収増益を目指す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。