ファッション

伊勢丹新宿店がグランドオープン。開店5分で1400人が入店

  伊勢丹新宿店は、2012年6月から進めてきたリモデルを完了し、今日6日、グランドオープンした。開店直前に行なわれたテープカットには、テレビや新聞などの報道関係者が40社約100人が集まった。また、オープン前には400人が行列を作り、開店5分間で1400人が入店するなど、「通常の水曜日の3倍位の入店客数」(広報)となり、賑わいを見せた。 

 

 

 オープニングセレモニーは、1階と2階の吹き抜けスペースで開催。2階の壁を取り払い、開放感あるスペースに生まれ変わり、空間にはフラワーアーティスト東信が手掛けた植物のアートを展示している。生の葉を人の手で幾重にも折りたたんで作ったというグリーンのオブジェは、「世界最高のファッションニュージアム」を目指す同店のリモデルを象徴しており、26日まで館内のあちらこちらで展示する。

 

   また、グランドオープンに合わせて、正面玄関が1933年当時の姿に生まれ変わった。1933年に新宿に進出した同店は、当時2層の吹き抜けの正面玄関を新店舗の顔として位置付けて設けた。吹き抜けの天井からシャンデリアが下がり、左右の壁面にブランケットを設置した荘厳な雰囲気が特徴だった。その後、改修などで装飾や位置などが変化してきたが、今回、可能な限り再現をしたという。

 

 開店時と営業中に流す新たなBGMは、音楽家の坂本龍一が作曲。店内案内係の制服は「ヨーコ チャン」デザイナーのヨーコ・チャンが手掛けた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。