ファッション

「ディーゼル」が「リー」とのコラボデニムを発売 同業ブランドとタッグを組むプロジェクト始動第1弾

ディーゼル(DIESEL)」は、「リー(LEE)」と協業したカプセルコレクション“ディーゼル ラブス リー(DIESEL♡VES LEE)”を発売した。ラインアップはデニムパンツ4型(各5万3900円)。「ディーゼル」銀座、渋谷、大阪、京都、福岡、クレアーレ、青山、ルクア、伊勢丹新宿店(メンズ/ウィメンズ)、阪急うめだ本店(ウィメンズ)、阪急メンズ大阪、「ディーゼル」公式オンラインストアで取り扱う。また、阪急うめだ本店3階で3月31日まで開催中の“ポップ アップ サーカス”でも取り扱う。

“ディーゼル ラブス(DIESEL♡VES)”は、一般的に競合相手とみなされる同業ブランドに向けて、既存の素材や生産、クリエイティブなリソースを共有して変化を起こそうと呼びかける継続的なプログラムだ。第1章として昨年12月に「リー」とのパートナーシップを発表した。

本コレクションは、両ブランドのデッドストックから調達した生地を使用している。ストレートフィット2型とブーツフレアフィット2型をそろえ、ジーンズの片面に「ディーゼル」、もう片面に「リー」を組み合わせたデザインだ。切りっぱなしやニードルステッチによるサイドシームなどのユニークなディテールが特徴。異なるレングスやシルエットを職人の手によって組み合わせアップサイクルしたジーンズはどれも一点ものだ。

「リー」ヨーロッパのマネージング・ディレクター、サイモン・フィッシャー(Simon Fisher)は「この革新的な取り組みに参加できることを誇りに思う」とコメント。「ディーゼル」のクリエイティブ・ディレクターであり同プロジェクトの生みの親でもあるグレン・マーティス(Glenn Martens)は「衣服を再利用するよりも、新しいものを生み出す方が簡単。しかし小さな呼びかけからスタートすることが重要だと思う。ロゴは違うけれど同じカテゴリーの商品を展開する2つのデニムブランドが集団的創造性を通じて、長年問題視されている過剰生産に意図的に取り組むアプローチだ」と話す。

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