ファッション

1月から「リサージ」を本体へ吸収統合し、カネボウ化粧品の統合力を強化へ

 カネボウ化粧品は1月1日付で、リサージをカネボウ本体に吸収統合し、カネボウの重点ブランドとしてスタートさせた。マーケティングは「トワニー」「ルナソル」「インプレス」などと同じく、マーケティング部門カウンセリングブランドグループに入り、宣伝はメディア企画グループが担当する。 今回の経緯について「重点ブランドへの経営資源の集中と効率化を図る中で、専門店流通においての『リサージ』を強化することは以前から考えていた。リサージはブランドのコンセプトやユニーク性を生かしながら、中長期的な経営戦略の重点ブランドとして育成していくための決断」(広報担当)と語る。

 リサージは、カネボウから独立したブランドとして1992年10月に誕生。主なチャネルは、化粧品専門店や一部の百貨店などカウンセリング販売ができるチャネルで展開している。「一人ひとりに、確かなコラーゲンを。」をブランドコンセプトに掲げ、美肌作りのカギとなるコラーゲンの「質」に着目し、20年以上のコラーゲン研究の進化とともに歩んできた。ブランド15周年の2007年には、サムライの佐藤可士和をクリエイティブディレクターに迎え、ブランドロゴや製品デザインを一新。また、20周年の12年にはディズニーのシンデレラとコラボレーションした限定メイクパレットなどトータルビューティブランドとして発信し続けている。

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