ファッション

「パブリックスクール」2015-16年秋冬NY ニューヨークのItブランドのリアルなストリート・スタイル

先ごろロンドンメンズ・ファッション・ウイーク中に開催されたインターナショナル・ウールマーク・プライズのメンズ部門グランプリを獲得した「パブリックスクール(PUBLIC SCHOOL)」。そこで発表したコレクションは、ザ・ウールマーク・カンパニーのリテールパートナーであるハーヴェイ・ニコルズやサックス・フィフス・アベニュー、伊勢丹新宿店といった世界の小売店で今秋に販売されることが決定しており、今注目を集めるブランドだ。ショーのフロントローにはアナ・ウィンター米「ヴォーグ」編集長や歌手のケリー・ローランド、その他人気ミュージシャンの姿があった。

ショーは、彼らの好きなスタイルをベースに構成し、そこに今の気分を加えている。そのスタイルとは、黒のオーバーサイズのプルオーバーやニットの裾からロング丈のチェックシャツをのぞかせ、ハーフパンツにタイツ、フェルト帽、リュックを合わせるといった、いわゆるストリート・ルック。そこに今シーズンは、「クラブ」をテーマにカラフルなグラフィック柄を組み合わせ、ガウン風コートやロングストールで大人っぽさもプラス。ウィメンズはメンズとシンクロしており、ロング丈のプリーツやチェックのシャツドレスを合わせるコーディネートを提案した。

「パブリックスクール」は、ダオ・イ・チョウとマクスウェル・オズボーンがヒップホップ系ブランド「ショーン ジョン」で出会い、2007年にスタートしたブランド。一度オーダ―がなくなり休業したが、12-13年秋冬シーズンに再スタート。13年にはCFDAメンズ部門新人賞受賞やCFDA/ヴォーグ基金入賞を果たす。公立学校出身の2人は、ブランド名に「自分の個性で勝負、自分たちの道は自分たちで切り開く」という願いを込めている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。