ファッション

【2023年ホワイトデーお返し】各ブランドの限定コレクションやリコメンドまとめ 「ルイ・ヴィトン」や「ジャン=ポール・エヴァン」、人気の“猫クッキー”など ※随時更新

 3月14日はホワイトデー。今年もさまざまなジャンルのブランドが、ホワイトデーに向けて限定のスイーツやコスメ、雑貨などを提案しています。チョコレートを贈るのが定番のバレンタインデーに対して、選択肢が多いホワイトデーのお返しには、何を選ぶか悩んでしまうという人も少なくないはず。この記事では、お返しにおすすめの商品や選び方のポイントを紹介します。

喜ばれる返しとは?
ホワイトデーのお返しを選ぶポイント

 せっかくお返しをするならば、相手に喜んでもらえるものを贈りたいもの。そのためにはまず、相手の趣味嗜好に合わせたお返しを選ぶことが重要です。美容にこだわりがあるか、アートに関心があるかなど、相手の好みを思い浮かべてみましょう。もし相手のSNSアカウントを知っていれば、過去の投稿などをチェックするのもおすすめ。さらに、どんな関係性の相手なのか、バレンタインのギフトは本命や義理など、どのような文脈でもらったのかを踏まえて考えるのがよいでしょう。

職場での義理チョコには
気軽に受け取れるものを

 職場での義理チョコのお返しの予算は、相手からもらったものと同等〜少し高めのものを選ぶのがよいでしょう。ギフトは、仕事での付き合いのみという間柄でも気軽に受け取れる、形が残らないものを送るのがおすすめ。

本名の恋人には
形に残るものもおすすめ

 恋人など本命の相手へのお返しには、相手からもらったものと同等の価格でもよいですが、少し高価なものを選ぶとさらに喜ばれるかもしれません。関係性の深い相手ならば、雑貨やアクセサリーなどの形に残るものを候補に入れてもよいでしょう。

友だちには
実用的な雑貨人気

 友だちへのお返しの場合、ギフトは消えものだけでなく、実用的な雑貨を選んでもよいかもしれません。親しい間柄であれば、相手のイメージに合うブランドやアイテムを考えると、より喜ばれるギフトに近づけるはず。

ホワイトデーに人気のジャンル

 ホワイトデーのお返しギフトは本命や義理、友だちなど、贈る相手に応じて選び分けるのがベター。職場での義理チョコには、食品など相手が気負わず受け取ることができる消えものが、本命の恋人には、贅沢なスイーツや雑貨、アクセサリーなど少し特別感を演出できるものが人気です。友だちへのお返しには、クッキーや焼き菓子などのカジュアルなスイーツのほか、化粧品やバスグッズなど、実用的な雑貨を選ぶのもよいでしょう。

2023年ホワイトデーのお返しにおすすめのブランド:お菓子編

「ピエール・エルメ・パリ」
“マカロンボックス”

 「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」は、フラワーアーティストの東信を起用したホワイトデーコレクションを発売した。今回は「FLOWER POWER(花の持つ無限の力)」をテーマに、マカロンフレーバーをイメージした花々をセレクトし、植物の持つ生命力を表現した。

 マカロン限定ボックスは個数違いで、新作の“フィグ エ ローズ”などを詰め合わせた4種類を用意する。「ペタル ブラン(白磁色の花びら)」と題した東によるフラワーアレンジメントを用いた、マカロン15個入りの数量限定ボックス(税込9720円)も登場。マカロンのほかに、パッションフルーツを使ったケーキ“アンフィニマン パッション クール メレ”(同3456円)や薔薇のクリームやマカロンのケーキ“クール ミロワール イスパハン”(同)、フランボワーズやローズの香りをブレンドしたオリジナルティー“テ イスパハン”(同1188円)、などもラインアップした。

「ブルガリ」
“チョコレート・ジェムズ”の限定コレクション

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、“チョコレート・ジェムズ(Chocolate Gems)”の限定コレクションを発売した。「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」やブルガリ イル・カフェ、オンラインショップで取り扱う。

 チョコレートは、レモンの酸味が効いた“ダージリンティー”、ハチミツの奥深さを感じる“ハニー”、印象的な花の香りを楽しめる“ジャスミンティー”、香ばしさと優しい余韻を残す“ピスタチオ”の4つのホワイトデー限定フレーバーを用意した。4種類のフレーバーが入ったチョコレートボックス“ホワイトデー 2023(4個入り)”(5200円)と、4種類のフレーバー各2粒に加え、“桜×抹茶”2粒を入れた“ホワイトデー 2023(10個入り)”(1万4000円)を販売している。

「ジャン=ポール・エヴァン」
テディベアつきの“ジャドール ミティーク”

 「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、ホワイトデー限定コレクションを発売した。ラインアップしたのは、ボンボンショコラの詰め合わせで、テディベアとボンボンショコラをセットにした“ジャドール ミティーク”(9個/7925円、4個/4950円)のほか、期間限定のショコラを含む “ボンボン ショコラ ミティーク”(8個/3996円、12個/5670円、16個/7180円)、ショコラ3個とシリアルをチョコレートでコーティングした“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“モナムール ミティーク”(3996円)、ハートをかたどったショコラの器にボンボンショコラ6個と“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“アムール アン クール ミティーク”(9450円)などをそろえた。そのほか、ホワイトデーのギフトにも適したマカロン(4個/1458円、8個/2916円、12個/4320円)も用意している。

「ラデュレ」
限定マカロンボックス“ミルフルール”

 「ラデュレ」は、限定マカロンボックス“ミルフルール”(6個 3024円税込、以下同 8個 3888円 9個 4320円 12個 5616円 18個 8208円)を発売した。マカロンボックスは、好きなフレーバーを選ぶことができる。パッケージには、色とりどりの小さな花々をデザインした。

「トム ブラウン」
ホワイトデー限定アソート

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は「トム ブラウン チョコレート(THOM BROWNE CHOCOLATE)」から、ホワイトデー限定のアソートメントを発売した。価格は2個入りセットが2160円、12個入りセットが5940円、24個入りが1万260円。アソートメントは、ホワイトデー限定の洋酒のガナッシを含む。4種類のチョコレートは、デザイナーのトム・ブラウン(TOM BROWNE)の愛犬であるヘクターや魚、クラウンなどをモチーフにしたユーモラスなデザインだ。

「ウカフェ」
“猫クッキー”

 ウカ(UKA)が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」は、人気の“猫クッキー”のホワイトデー限定商品を発売した。内容量は10枚で、価格は税込1944円。3月14日まで「ウカフェ」と対象の「ウカ」サロン店頭にて数量限定で販売する。クッキーはそれぞれポーズが異なる猫の形をしており、フレーバーはアールグレイやストロベリー、アーモンドココアをそろえた。

2023年ホワイトデーのお返しにおすすめのブランド:コスメ、その他雑貨編

「ルイ・ヴィトン」
フレグランスやジュエリーなど

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ホワイトデーのギフトとしてフレグランス、ファインジュエリー、時計を提案する。フレグランスは「官能と軽やかさが混ざり合い、愛の恍惚を思わせる」香りの“スペル オン ユー”(7万9200円)を、ファインジュエリーは“LV イニシャル”をモチーフにダイヤモンドをあしらったピアス“ピュス LV ヴォルト ワン”(25万3000円)を、時計はネイビーカラーが洗練された印象の“タンブール ムーン デュアル・タイム MM ネイビーブルー ディアモン”(98万7800円)をリコメンドする。

 そのほか、ベルトやブレスレット、ピアス、スカーフを提案する。 “LV サークル”のバックルが特徴のベルト“サンチュール・LV サークル プライム 20MMリバーシブル”(7万400円)は片面がモノグラム・キャンバス、もう一方がクリーム色の牛革でリバーシブルで使える。“LV イニシャル”や“モノグラム・フラワー”をあしらった新作ブレスレット“ブラスレ・LV アイコニック”(5万8300円)は、チェーンが調節可能。また、ピアス“ブックル ドレイユ・LV アイコニック”(6万3800円)からは新色のペールピンクを発売した。

「ウカ」×「ヒューマンメイド」×「ガールズ ドント クライ」
“ケンザン”

 「ウカ(UKA)」は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」とアーティストのVERDYが手掛ける「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのトリプルコラボによる“スカルプブラシ ケンザン”を数量限定で発売した。価格は2750円。商品は「ヒューマンメイド」の公式オンラインストアのみで販売している。

 今回の“ケンザン”の発売は、「ヒューマンメイド」のホワイトデーに向けた “WHITE DAY”カプセルコレクションの一環で実現した。コレクションでは、ブルーのハートのモチーフを採用したウエア類や小物、キャンデイをそろえている。

ホワイトデーの豆知識
ホワイトデーの由来

 ホワイトデーは本来、バレンタインデーにチョコレートを貰ったお返しにキャンディを贈る日として知られています。その由来には諸説ありますが、国内では福岡の老舗和菓子店、石村萬盛堂が1978年にバレンタインデーのお返しをする日として提案した“マシュマロデー”がルーツだと言われています。そのため、ホワイトデーは日本発祥の文化で、今ではアジア諸国にも広がっています。

ホワイトデーのお返しの喜ばれる渡し方やマナー注意点

 職場での義理チョコへのお返しであれば、業務の妨げにならない、業務時間外に渡すのがよいでしょう。時間帯は、朝イチがおすすめです。また、ギフトは購入時にラッピング包装をした上で、持ち帰り用の袋も用意すると喜ばれるでしょう。また、手渡す際にはお礼の言葉と、もらったギフトへの感想も添えると気持ちが伝わるはず。もしメッセージを添えるのであれば、重くなりすぎないよう付箋やカジュアルなメモを使うのがベターです。

 本命の相手や恋人であれば、短時間でも落ち着いた雰囲気で二人きりになれる場所で渡すのがよいでしょう。もしまだ交際に発展していない相手なら、普段の気持ちを伝えやすいタイミングなので、ぜひメッセージカードもつけてみてください。

まとめ

 バレンタインデーのお返しをするためのホワイトデー。お返しのギフトはスイーツや化粧品、雑貨など選択肢が豊富でつい悩んでしまいますが、相手との関係性や好みに合わせて品物をセレクトしてみてください。相手のことを思って選んだギフトは、きっと気持ちが伝わるはずです。同時に日頃の感謝の気持ちを伝えると、ホワイトデーがお互いにとってよりよいイベントになるでしょう。

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