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「マクアケ」で400%超の達成率を果たしたCBDブランド「フー」が本格展開 kemioと植野有砂が商品開発に助言

 CBD関連製品を扱うhuは2月3日、CBDブランド「フー(hu)」を本格展開(全4品、税込1680〜1万480円)した。CBD配合のベイプ(電子タバコ)とオイル、バスフレークをそろえ、公式サイトで販売する。今後はセレクトショップなど店舗での取り扱いも視野に入れる。

 「フー」は山崎水葵hu社長が睡眠障害で悩んでいた際に、海外の見本市で出合ったCBDオイルの効果を感じ、「味や使いやすさにこだわり、納得感が得られる商品を日本で展開したい」と開発に着手。2021年にクラウドファンディングサイト「マクアケ(MAKUAKE)」でベイプを販売したところ達成率が400%超と高評価を得た。今回、アメリカを拠点に活躍の場を広げる動画クリエイター・モデルのkemioとコンテンツクリエイターの植野有砂から商品開発時に助言を受け、アイテムを拡大した。

 ブランドのイメージビジュアルに起用されたkemioは、山崎社長のCBDを日本に根付かせたいという思いに感銘を受けたことから、「アメリカは、レジの横にCBDグミが置いてあること、コーヒーショップでもCBDオイルをオプションで入れられることなど、さまざまなCBD関連の情報を山崎社長に伝えていた」という。こうした助言を基にバスフレークを開発にもつながった。植野も頻繁に海外視察へ行く中で、CBD商品にふれる機会が多く、生活に取り入れていた。女性目線のモノ作りとしてカラー展開について希望を伝え「ピンクが大好きなので、2種類のピンクのベイプを作ってもらった」と笑顔で語った。

 取り扱いアイテムは、電源操作が必要ないデバイス“CBDベイプ”(全7色、税込各5660円)のほか、ベイプにセットするシャインマスカットやライチなどのフレーバーを扱うCBD濃度15%の“CBDポッド”(全5種、同3820円)。CBD濃度3%、5%、10%をそろえ、舌下に垂らしたり、お湯に加え香りを楽しんだりする“CBDオイル”(全3種、同4180〜6280円)、天然香料にCBDをプラスした“CBDバスフレーク”(全2種、1680〜1万480円)をそろえる。

 年内にはCBDグミの販売も予定し、今後も「CBD濃度を高めた商品や、他の有効成分を配合した商品なども手掛けたい」(山崎社長)と意欲的だ。また、自分を労り、ご褒美を与えるような時間を作るきっかけとなるような“トリートブランド”として訴求していく。

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