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パタゴニア日本支社が再販に本腰 日本独自のサーキュラリティ部門を新設

 パタゴニア日本支社は2022年1月、サーキュラリティ(循環性)部門を新設した。サーキュラリティ部門は日本独自の部門で、リペア部門を吸収する形で、ディレクターには平田健夫・リペア部門ディレクターが就任。リペア、リユース、リサイクルをよりよい形でドライブすることを目指し、日本で強化する再販サービスの戦略を担う。米国で13年に始まった中古品の再販プログラム“ウォーン ウエア(WORN WEAR)”、19年にスタートしたダメージの大きい製品を複数使って、新しい衣類に作り替える“リクラフテッド(ReCrafted)”を数年以内に日本でも実施する。24年度には、鎌倉市と横浜市にあるリペアセンターをサーキュラーセンターとし、リペアに加え、リペアを超えた“リクラフテッド”製品も手掛ける予定だ。また、外部のリペアパートナーを増やし、リペアサービスの納期を短縮する考え。

 “ウォーン ウエア”や“リクラフテッド”サービスは、マーティ・ポンフレー(Marty Pomphrey)日本支社長が日本での実現に向けて力を入れており、20年8月まで、目白ストアで中古品の販売を行ったり、昨年渋谷店で大々的に期間限定の“ウォーン ウエア”プログラムを実施したりして、好評を得ていた。下取りサービスは今年すでに2店舗で実証実験しており、数百着が集まったという。また、21年から神田店ではテクニカルウェアのレンタルサービスも行っている。

 パタゴニアはこの1~2年、ビジネス戦略の中核を“サーキュラリティ”と“リジェネラティブ”とし、さまざまな製品やプログラムを発表している。