ビューティ

ジョン・F・ケネディを魅了した香水「エイトアンドボブ」が日本再上陸

 ノーズショップ(NOSE SHOP)は2月11日、フランス・パリ発のフレグランスブランド「エイトアンドボブ(EIGHT & BOB)」の取り扱いを開始する。日本再上陸となる同ブランドはジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)第35代米国大統領御用達の香りとしても知られている。ノーズショップ新宿店および公式ECで販売する。

 「エイトアンドボブ」は1937年にパリで誕生。パリの貴族、アルバート・フーケ(Albert Fouquet)が執事のフィリップ(Philippe)とともに自分自身のために最高品質のフレグランスを製作していたことが始まりだ。その香りに魅了された、フランス旅行中の若かりし日のケネディがアメリカに帰国した後もその香りを忘れられず、「8つの香水を私に、そしてもう一つを弟のボブに」とアルバート宛に送った手紙が、ブランド名「エイトアンドボブ」の由来となっている。数カ月後、ケネディの紹介によってハリウッドの大物俳優や映画監督から香水の注文が殺到し、「エイトアンドボブ」は一躍香水業界の話題を独占したのも束の間、39年に自動車事故でアルバートは他界。第二次世界大戦でアルバートの邸宅がナチスに接収された際には、執事のフィリップが本をくり抜いてそこに香水とレシピを隠し、戦火を免れることができた。そのフレグランスレシピは、長い歴史を経て執事のフィリップの子孫が発見し、そこから3年以上の月日をかけて香りを復元・再生産した。

 今回、6つの香りが登場する。“ジ・オリジナル”(30mL、税込9350円/100mL、同2万5300円)は30年代、パリの社交界を魅了し、ジョン・F・ケネディやハリウッドスターたちにも愛された、アルバート作の歴史に残る名香。カルダモンやレモン、ピンクペッパーのトップノートにドライウッドやラブダナムといったミドルノート、ベースにはアンバーやサンダルウッドなどをブレンドした。

 “キャップ・ダンティーブ”(30mL、税込9350円/100mL、同2万3100円)は若きケネディとアルバートが出会った夏の海辺のリゾート地のフレンチ・リヴィエラにある小さな村、アンティーブに思いを馳せる。爽やかで優雅な夏の香りだ。“エジプト”(30mL、税込9350円/100mL、同2万3100円)は35年、アルバートが幼馴染に再会するために渡ったエジプトをイメージ。圧倒的な景観とエキゾチックな芳香にすっかり魅了されたアルバートは、滞在時間を伸ばしてまでその香りを表現することに没頭し続けた。

 “メモワール・ドゥ・ミュージック”(30mL、税込9350円/100mL、同2万5300円)の舞台はカリブ海の島々。ネロリやベルガモット、オレンジフラワーやホワイトムスクが透き通る海、永遠に続くような夕暮れといった風景を表現している。“ニュイ・ドゥ・ムジェーブ”(30mL、税込9350円/100mL、同2万3100円)は類稀な美しさを持ったハンガリー貴族のアニック(Annick)との出会いを香りで綴る。ブラックコーヒーやタバコ、トンカマメが温かい暖炉の前の一夜の思い出をイメージ。“シャン・ドゥ・プロバンス”(30mL、税込9350円/100mL、同2万3100円)は毎年春に友人と訪れていたプロヴァンスから着想。南仏プロヴァンスの春の美しさを凝縮した香りだ。

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