ファッション

「ジーユー」21-22年秋冬ラウンジウエア 消費回復で遊び心のあるデザインに注力

 緊急事態宣言が明け、感染者数も減少が続いており、少しずつ消費ムードが上向いている。服や雑貨でも、パッと目をひく色柄や遊び心のあるデザインが支持されるようになってきた。そんな中、「ジーユー(GU)」は強みのアイテムの一つであるラウンジウエアでも、今秋冬は遊び心のあるデザインをそろえる。コロナ禍以降広がった、新しい消費の潮流にも対応する。

 ふわふわした肌触りの定番の“マシュマロフィール”のシリーズのウィメンズラウンジウエアで企画したのは、フードをかぶって着ぐるみ風に楽しめる動物モチーフのセットアップ(2490円)。ウサギやクマといった動物モチーフの王道に加え、ちょうど上野動物園で双子が生まれて話題になっているパンダや、ライオンもある。おそろいのスリッパも企画した。

 コロナ禍以降、在宅時間が増えて外出着と部屋着の境界線があいまいになっている消費の流れに対しては、ウィメンズでスエットトップスとスカートのセットを企画。ボトムスがトラックパンツなどで構成される通常のスエット上下に比べて、ずいぶんとおしゃれ着に近いイメージだ。メンズでは、“おうちキャンプ”や“チェアリング(野外やベランダなどにイスを持ち出して飲食をしたり、くつろいだりすること)”の需要が広がっていることを受けて、ボアのプルオーバーとパンツのセットアップ(2490円)など、やや厚地のアイテムも企画している。キッズは親子でリンクコーデが楽しめるアイテムなどをそろえた。

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