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オンワードとTSIが業績予想を下方修正 暖冬で重衣料が売れず

 大手アパレルグループのオンワードホールディングスとTSIホールディングスは、2019年2月期の業績予想を下方修正すると発表した。10月から12月にかけて気温の高い日が続いたため、利幅の大きいコートやジャケットなどの重衣料が苦戦。年明け後にようやく気温が下がってきたものの、在庫を消化するための値引き販売の割合が増えたため、粗利益が目減りする見通しだ。

 オンワードの修正後の予想は、売上高が2431億円(修正前は2436億円)、営業利益が41億円(同54億円)、純利益が45億円(同55億円)となる。

 TSIの修正後の予想は、売上高が1640億円(修正前は1600億円)、営業利益が15億円(同32億円)、純利益が16億円(同29億円)。期中に子会社化した上野商会の売上高が計上されるため増収は確保する。

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