ファッション

アメリカン ラグ シーが設立20周年に向けて刷新 新体制で躍進狙う

鍵を握る2人の新ディレクター

 サザビーリーグの関係会社で、2018年に設立20周年を迎えるアメリカン ラグ シー ジャパンに、2人の新ディレクターが入社した。1999年から2007年まで同社に在籍し、その後も外部から同社を支えてきた中根吉浩が、昨年4月に広報部マネジャー兼クリエイティブ・ディレクターに就任。20年以上ベイクルーズ・グループに在籍し、「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」や「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」でバイイングやマネジャーを務めた平(たいら)ゆかりディレクターが11月に入社し、ブランド力の再強化に着手している。平ディレクターはアメリカンラグシーに参加したきっかけについて「2年近く誘われ続けていたが、もともと知人だった中根マネジャーが戻るタイミングで一緒にやってみようと思い、入社を決意した」と話す。アメリカンラグシーについては、「今ではメジャーになった、海外のショップを日本に誘致した先駆けのイメージ。ビンテージ感とエッジーなテイストが組み合わせられていて、面白いモノもある店だと認識していた。ここ2、3年はぐっとカジュアルになったイメージ」と続ける。中根マネジャーは強みと課題について、「LAの店さながらの雰囲気や高揚感があり、リラックスムードとモード感、ビンテージやミリタリー感などを混ぜ合わせたテイストが本来の強みだ。だが、00年代中盤に世の中がラグジュアリー志向になってビンテージムードが衰退したことや、ラグジュアリーが盛り上がった青山に旗艦店を開いたことなどで、軸を安定させることができなかった。08年前後をピークに、担当者を何度も代えながら現在に至る。今の課題はもともとの強みであるミックス感をアップデートさせることだ」と分析する。

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