ファッション

「バーバリー プローサム」2014-15年秋冬ロンドン 軽やかなスカーフのスタイリングで魅了

 「バーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)」の2014-15年秋冬コレクションは、心地良いピアノとギターのアコースティックライブが繰り広げられる中、スタートした。今季のテーマは、「ブルームズベリー・ガールズ」。20世紀初頭の英国アーティスト集団「ブルームズベリー・グループ」の活動拠点だったチャールストン・ファームハウスの内装デザインがインスピレーション・ソースだ。

 ランウェイには、花やファームハウス内のラグ、ウォールペーパー(壁紙)からヒントを得たモチーフをハンドペイントしたコートやスカーフ、ワンピースが登場した。1月に発表したメンズ・コレクション同様に、まるで春夏のようにエアリーなシルクドレスやチュールレースドレスなどのアイテムを差し込んだのが印象的だ。また、そこにはアイコニックなトレンチコートの素材、コットンギャバジンを使用したポンチョケープやブランケットジャケットなどのヘビーアウターウエアやベルト、スカーフを合わせてスタイリングを完成させた。

 さらに毎シーズン、洋服にマッチしたアクセサリーを豊富に揃える同ブランドだが、今季も植物などのモチーフをハンドペイントしたり、バーバリーチェックやラグプリントを配したり、鮮やかなデザインのバッグ「バーバリー・ブルームズベリー」を用意した。爽やかなランウェイショーに華をさらに添えたのは、ショー終盤に登場した歌手のエド・ハーコートとパロマ・フェイス。彼女たちの迫力あるパフォーマンスが会場に響き渡る中、モデルのカーラ・デルヴィーニュやスキ・ウォーターハウス、エディ・キャンベル、ジョーダン・ダンらが自身のイニシャルが入ったスコットランド製のブランケットを纏って闊歩し、フィナーレの幕が下りた。

バーバリー プローサム 2014-15年秋冬コレクション 全ルック

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