
芦田多恵デザイナーが手掛ける「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」は10月16日、東京・六本木のグランド ハイアット 東京で2027年春夏コレクションを発表した。今季は、芦田デザイナーのコレクションデビュー35周年にあたる節目のシーズンとなる。
35周年のテーマは「新章」「愛」
コレクションのテーマは、「new chapter // <LOVE>」。軽やかでリラクシーなサマースタイルを軸に、ホワイトやゴールド、海辺を思わせるモチーフを取り入れながら、春夏らしい開放感のあるワードローブをそろえた。
刺しゅうを施したブラウスやロングスカート、カットワークを取り入れたスカートなど、肌がのぞく繊細なディテールで白を軽やかに見せたサマースタイル、ヤシの木や扇形の貝殻、アンカーといった海辺を思わせるモチーフをあしらった爽やかなリゾートムード、ブラックやマゼンタといった強いカラーリングを軽やかな素材で見せたドレススタイルなど、素材やデコレーションを巧みに用いた「タエ アシダ」ならではの大人のスタイルを幅広く提案した。
小室哲哉
「ショー音楽に携わることが夢だった」
ショーでは、小室哲哉が音楽を担当した。小室は、「ファッションの多様性が広がり続ける中で、『タエ アシダ』は言葉では表現できない一貫性を持ち続けていると、いつも感じている」とコメント。その理由について、「さまざまなブランドで数年単位でクリエイティブ・ディレクターやデザイナーが入れ替わる中、それに抗うような、多恵さんの日々の純粋なインプットとアウトプットにあるのでは」とつづった。
また自身については、「音楽家の中でも、かなりファッションが好きな方だと思っている」とし、「ずっとコレクションの音楽に携わることは、僕の夢のひとつでもあった」と明かす。モデルの動きを見ながら演奏する時間を「特別で、いつも壮観」と表現。ショー前には、「(今回の演奏について)完成した楽曲を流すのではなく、ほぼ即興演奏に近い。BPMというテンポも、モデルのウオーキングに合わせる。関わる全ての人に、心地よい緊張感を持ってもらえるようなパフォーマンスをしたい」と語っていた。
来場者スナップ
会場には、高島礼子、藤原紀香、剛力彩芽、観月ありさ、森口瑤子、清塚信也、はんなみいな、加藤ナナ、パンツェッタ・ジローラモ、すみれ、櫻井貴史、大平修蔵、前田典子、とよた真帆、Juliaらが来場し、35周年を祝った。