
ガルデルマ(GALDERMA)は14日、アメリカ発医療機関専売化粧品スキンケアを展開する「ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH)」の全株式を企業価値15億ドル(約2370億円)で買収すると発表しました。医師や美容医療の専門家を通じて販売するスキンケアを強化し、成長が続く医療機関向け市場で存在感を高める狙いです。
市場の拡大も追い風となってます。ロレアル(L'OREAL)の推計によると、皮膚科学に基づく化粧品市場は2019年の約143億ユーロ(約2兆5400億円)から、24年には約282億ユーロ(約5兆円)へとほぼ倍増しています。世界では約21億人が何らかの皮膚疾患を抱えているとされ、市場にはまだ成長の余地があります。
今回の買収でガルデルマのポートフォリオは、施術前後のケアから日常のスキンケアへと広がります。同社が展開する「アラスチン(ALASTIN)」は美容施術の前後に使うケアが中心ですが、「ゼオスキンヘルス」はレチノールや角質ケア成分を使った日常のケアを提案しています。2ブランドを通じて、施術前後から普段のお手入れまで、医療従事者を通じた幅広い提案が可能になります。
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