「ゼオスキンヘルス(ZO SKINHEALTH)」は2月25日、初のスキンケアプログラムキット“デイリースキンケアプログラム”(1万9800円)を発売した。基本のスキンケアとして洗顔料“ジェントルクレンザー”(60mL)と角質ケア“エクスフォリエーティング ポリッシュ”(16.2g)、化粧水“バランサートナー”(50mL)、美容液“デイリーPD”(30mL)をセットにした。また4月1日には酒さ(赤ら顔)にアプローチする美容液“ロザトロール”(50mL、1万6500円)を発売する予定だ。
初のスキンケアプログラムキット
同ブランドを設立した皮膚科専門医のゼイン・オバジ(Zein Obagi)医師は、「皮脂は敵」という理念を提唱。健やかで美しい肌(スキンヘルス)を実現するため、サイエンスに基づいた化粧品を開発する。スキンケアにおいては、洗顔と角質ケア、トナーで構成する「ゲッティングスキンレディ(“準備”という意味。以下、GSR)」から「防ぐ+整える」「保護」という3ステップのカテゴリーを展開。“デイリースキンケアプログラム”には、「GSR」の洗顔料と角質ケア、トナーに加え、「防ぐ+整える」の中でも基本の美容液“デイリーPD”をセットにした。それぞれの肌悩みに応じ、エイジングケアやブライトニング、保湿、日焼け止めなどを組み合わせたスキンケアを推奨する。
“ジェントルクレンザー”は植物エキスが肌を優しくケアしながら皮脂や古い角質、メイクの汚れなどを洗い流すジェルタイプの洗顔料。“エクスフォリエーティング ポリッシュ”は超微粒子マグネシウムが皮脂や古い角質を優しく取り除く。安定型ビタミンCがキメの乱れを整え、滑らかで柔らかく艶のある肌に導く。化粧水“バランサートナー”は肌のpHバランスを整えながら、ハマメリスエキスがキメを引き締め、肌を保湿。健やかなバリア機能をサポートする。“デイリーPD”は植物由来の多糖類複合体「ZPOLY」が初期のエイジングサインにアプローチする美容液。植物幹細胞複合体「ZO-RRS」が肌を環境ストレスから保護し、若々しく健康的な肌に導く。
酒さ(赤ら顔)にアプローチする美容液
“ロザトロール”は、酒さ(赤ら顔)に関連する肌悩みにアプローチする特許取得済みの成分を配合した美容液。過剰な皮脂を抑えてマイクロバイオーム(皮膚細菌叢)のバランスを整え、肌のバリア機能をサポートする新テクノロジー「マルチレッドネス コンプレックス」と独自成分「ZO-RRS」「ZPOLY」により肌の色ムラを落ち着かせ、健やかで滑らかな肌に導く。
酒さは、顔に赤みやぶつぶつが生じたり、火照りやヒリヒリ感、痒みを伴ったりすることもある疾患。「ゼオスキンヘルス」によると、「複数の原因が重なって発症する複雑な疾患であり、時間とともに症状が悪化しやすく、慢性炎症を引き起こすこともある。罹患率は年齢とともに増加し、特に65歳以上で顕著」だという。