
ビューティ賢者が最新の業界ニュースを斬る
ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。
今週は、小売りの“編集力”という資産の話。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月7日号からの抜粋です)

矢野貴久子「BeautyTech.jp」編集長
雑誌編集者を経て1999年からデジタルメディアに関わり2017年、アイスタイルで媒体開発に着手。18年2月に美容業界のイノベーションを扱うメディア「BeautyTech.jp」の編集長に就任
【賢者が選んだ注目ニュース】

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の世界最大級の化粧品専門店「セフォラ(SEPHORA)」は2024年夏、韓国市場から撤退した。背景には赤字の継続に加え、店頭でのサンプリングやブランドのキュレーションを、すでに韓国最大手のヘルス&ビューティ専門店「オリーブヤング(OLIEVE YOUNG)」が広い店舗網で提供しており、差別化が難しかったことが指摘された。その約1年5カ月後、セフォラはCJオリーブヤング(以下、オリーブヤング)と提携。8月20日、米国の500店超でショップインショップ「オリーブヤング Kビューティ エディット(OLIEVE YOUNG K-Beauty Edit)」を始めた。
オリーブヤングがセフォラと連携してブランドをキュレーションし、セフォラが店舗、ビューティアドバイザー、ECなどの顧客接点を担う。米国ではPDRNやスピキュールを取り入れた商品を含む19ブランドを扱っているという。ニューヨークのタイムズスクエア旗艦店には専用スペースを設けた。26年中に香港や東南アジア、27年には中東、英国、オーストラリアへ広げる計画だ。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
