「カカン」2026-27年秋冬コレクション PHOTO:SEIGO ISHIZAKA
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は8月19日、工藤花観デザイナー率いる「カカン(KAKAN)」の「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)2027年春夏」のランウエイショー中止を発表した。理由は、工藤デザイナーの体調不良という。なおプライベートでは、数カ月前に出産している。
ショーは9月2日19時から渋谷ヒカリエのヒカリエホールBで開催を予定していた。27年春夏コレクションの発表は、展示会をもって行う。なお、今シーズンからオートクチュールとプレタポルテの2ラインの構成に刷新するとしている。
「カカン」は、工藤デザイナーが24年に始動したウィメンズブランド。1998年東京都生まれで、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(Central Saint Martins)でファインアートとファッションアクセサリーを学んだ後、イタリア・ミラノのファッションスクール、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「シャネル(CHANEL)」などで経験を積み、ニットを軸に、手仕事と身体の関係性を追求したコレクションを発表している。
昨年には、「東京ファッションアワード 2026(TOKYO FASHION AWARD 2026)」を受賞し、前シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京 2026-27年秋冬」では、初日のトップを飾り、ブランド初のランウエイショーを開催した。
最近では、7月30日〜8月2日に新国立劇場で上演された「ポーラ プレゼンツ バレエザニュークラシック2026(POLA presents BALLET TheNewClassic2026)」で、第1幕全7作品の衣装を担当した。工藤デザイナーにとって、本格的な舞台衣装を手掛けるのは初めてで、「アートとしての衣装制作を手掛けたことで、そうした自由なクリエイションもむしろ堂々と追求していきたいと吹っ切れた」といい、この経験が27年春夏からの2ラインへの刷新にもつながったと話していた。