韓国発のフットウエア「ヤセ(YASE)」は10月21日まで、渋谷パルコで日本初のポップアップを開催している。“歩みにまとうもの”という意味を込めた「ステップウエア(STEPWEAR)」をテーマに掲げ、履き心地を追求しているブランドだ。
「ヤセ」のムン・ジウデザイナーは、元々革製品の製造工場に勤めていた。働く中で気付いたのが、カッコいいけれど重く、履き心地が悪い靴が多いことだった。「当時は履き心地を追求した靴が一般的ではなく、革靴やブーツが重いのは仕方がないという諦めのムードがあった」とムンデザイナー。ビジュアルと履き心地を両立したシューズが売れると考え、2016年に「ヤセ」を立ち上げた。
同ブランドによると、一般的なレザーダービーやグッドイヤーウェルト製法のシューズが片足約400〜500gのところ、「ヤセ」は約280〜350gに抑えている。工場勤務の経験を生かしてオリジナル素材を開発し、原材調達から生産まで自社でコントロールすることで、2万〜4万円台の比較的手に取りやすい価格帯を維持している。アウトソールは、韓国のタイヤメーカーと共同開発した素材のほか、イタリアの靴底メーカーのフィンプロジェクト(FINPROJECT)が手掛ける“XLエクストラライト(XL EXTRALIGHT)”の素材を採用したモデルもある。
メンズ・ウィメンズ共に「レザーシューズ」「スニーカー」の2カテゴリーで展開し、いずれもビンテージ感のあるデザインに。落ち着いたカラーパレットのオリジナル素材は、履き込むごとに風合いが増していく。
ムンデザイナーは、「カッコいいもの、カワイイものを身に付けるときに、不便さを我慢することは、すごく不自然だと考えていた。私たちは、そうした不便さを取り除きながらデザインしている。たくさん歩く人やアクティブに活動する人に、私たちの靴を愛用してほしい」と語った。
■「ヤセ」ポップアップ
日程:9月25日〜10月21日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ4階「ザ・ヒョンデ」
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1