マツキヨココカラ&カンパニーは、健康食品の企画開発をするQuonと共同開発した美容サプリメントのプライベートブランド「フィートワン(FEAT.ONE)」を立ち上げる。第1弾として、グルタチオンを配合した“ホワイトグルタ”と、レチノールとコラーゲンを組み合わせた“レチノコラーゲン”を8月11日に発売する。価格はいずれも5378円。「マツモトキヨシ」と「ココカラファイン」の店頭とECで取り扱う。ドラッグストアの美容サプリとしては高価格帯となる5000円台に踏み込み、美容への支出意欲が高い層の取り込みを狙う。
「フィートワン」は、Quonが展開する美容サプリメントブランド「フィート(FEAT.)」の成分設計やカプセル技術を生かした高価格帯ブランド。「フィート」は、多重構造のビタミンCビーズを使用したサプリメント“ブライトC”を起点に、成分設計と画期的なカプセル技術で差別化を図ってきた。
グルタチオン市場の「店頭の勝者」狙う
企画の起点となったのは“ホワイトグルタ”だ。担当者は、グルタチオンの認知が美容医療や海外商品を通じて高まる一方、国内のドラッグストアでは市場を代表するサプリメントがまだ確立されていないと分析する。「グルタチオンのマーケットは、店頭でまだ勝者が決まっていない。これだけ知られている成分なのにナンバーワンの商品がないことはチャンスだと考えた」。
Quonがマツキヨココカラ側に商品を提案し、市場の成長余地について認識が一致した。売り場でブランドとして展開するため、化粧品市場で認知度の高いレチノールに着目した“レチノコラーゲン”を加え、2品で新ブランドを立ち上げた。
美容消費の二極化に商機
「フィート」で展開するビタミンCサプリ“ブライトC”の価格は3132円。担当者は「3000円を超えると、ドラッグストアの店頭では高級品に見えるという感覚があった」と話す。それでも今回は価格を5378円まで引き上げた。
背景には、美容消費の二極化がある。「美容にお金を使う人は、さらに使うようになっている。一方で、生活用品は安く抑える。美容サプリメントには、まだ単価を上げる余地があると考えた」。マツモトキヨシとココカラファインの店頭では、売り場や接客を通じて成分やカプセル技術の価値を積極的に伝えていく方針だ。
成分とカプセル技術で差別化
“ホワイトグルタ”(90粒、5378円)
“ホワイトグルタ”は、発酵酵母由来のグルタチオンを1日摂取量の4粒当たり130mg配合。ビタミンCやナイアシンアミド、ホワイトトマト、アスタキサンチンなどを組み合わせた。
“レチノコラーゲン”(30粒、5378円)
“レチノコラーゲン”は、レチノールやセラミドオイルなどの油溶性成分と、コラーゲンやヒアルロン酸などの水溶性成分を分けて封入する二重構造のカプセルを採用した。