
三原康裕はその長いキャリアの中で、数々のクリエイターやバイヤー、PRと関わってきた。彼・彼女たちの証言からは、クリエイションと真摯に向き合う姿勢と深い造詣、人柄によって、周囲に刺激を与え続けてきた三原というデザイナーの肖像が浮かび上がる。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月25日号からの抜粋です)
大澤勝
ミッドウエスト 代表取締役会長

三原さんがまだ独立して間もない頃、手紙と自作のシューズの写真を送ってきてくれた。自分の商品を世に出したいという熱意がその一通からひしひしと伝わってきた。当時の資料は今でも手元に残っている。当時はレザーブーツが飛ぶように売れた。あれから30年、今ではスニーカーを中心に大人から若者まで幅広い層に支持されている。時代を超えて2度のヒット商品を生み出したセンスは、三原さんならではの稀有な才能だ。スニーカーが入口となりブランドの認知度を大きく向上させており、“ブレイキー”や“ピーターソン”はもちろん、パンツからアウターまでトータルで購入されるケースが増えた。経営者としてもさまざまな困難を経験し、それを糧に新たな挑戦を続けている。変化の激しい時代だからこそ、ブランドとして、会社として末永く継続されていくことを心から願っている。
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