Instagramで42万フォロワーを持ち、空間やインテリアのスタイリングで支持を集めるムードセレクターのRinma(リンマ)が、初のブランド「メログラフィーラボ(MEHLOGRAPHY LAB.)」を立ち上げた。5月16日にオンラインストアをオープンし、24日まで、東京・中目黒の「カリフ アート ギャラリー / ミッドセンチュリー モダン」でエキシビションストア「STUDY 00」を開催している。
ブランド名は、“Meh(曖昧さ)”と“Photography(記録)”を掛け合わせた造語。「maybe, that’s enough. ——多分、それでいい。」をコンセプトに、言語化されにくい感覚や偶発性に価値を見出す姿勢を、Rinmaのスタイルを通して打ち出す。略して「メトラボ」。
「ファッションも空間の一つのアイテムとして」
デビューコレクションでは、ビンテージ風の加工を加えたチェックシャツ(2万4200円)、犬や花のグラフィックTシャツ(各1万6500円)、タンクトップ(8800円)、トラックパンツ(8800円)、トートバッグ(8800円)などのアパレルや雑貨をそろえる。また、Rinmaがディレクションしたアートポスター(7700〜1万6500円)も販売。“ウメボシ(UMEBOSHI)”や“レモン(LEMON)”、“ポンド(POND)”といった日常の風景や感覚を抽象化したビジュアルで、衣服と空間を横断するブランドの世界観を表現する。
Rinmaは、「Instagramの投稿も、言葉よりも“これいいな”と思いついたその時の感覚を、形にしている。ただ、『メトラボ』のアイテムは単体でアイデアを考えたのではなく、空間の中にあるアイテムとして作った。Tシャツは部屋着としてもかわいいし、バッグは植物の鉢を入れることもできる。部屋の中でも楽しんでもらえたらうれしい」と話す。

お披露目の場となったイベントは、単なるポップアップストアではなく、“なんかいい”という感覚を空間全体で体験するエキシビション形式で構成した。Rinmaがセレクトした家具や空間演出を通して、ブランドのムードを立体的に見せる。
同ブランドは、ブランド支援や自社ブランド運営を手掛けるV inc.が展開する新プロジェクト。アパレルを起点に、アートポスターや空間プロダクト、インテリア領域までを横断しながら、“説明しきれない感覚”を可視化するライフスタイルブランドとして始動する。今後はアパレルにとどまらず、家具やファブリック、空間小物などへも領域を広げる予定だ。