三井不動産は21日、東京・日本橋で建設中の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の名称を「東京ミッドタウン日本橋」にすると発表した。高さ284mの高層ビル「日本橋野村三井タワー(通称、ザ・タワー)」を中心とした4つの街区に、商業施設、オフィス、ホテル、賃貸住宅などの機能を集める。東京ミッドタウンの名称は、六本木、日比谷、八重洲に続いて4番目。グランドオープンは2027年秋を予定する。
日本橋川に隣接した約3ヘクタールを再開発した。現在進められている首都高の地下化を見据え、日本橋川周辺の新しい街づくりを推進する「日本橋リバーウォーク」の第1弾プロジェクトとなる。ヒルトンの最上級ホテル「ウォルドーフ・アステリア東京・日本橋」を誘致したり、1600人を収容する都心最大のMICE施設を入れたりするなど、国内外から多くの人を集める場所になる。
エリアには隣接する既存のビルも含まれる。日本橋の橋梁に面した1930年竣工の日本橋野村ビルディング旧館は、低層部を商業施設として再生する。04年に開業した商業施設「コレド日本橋」は一時閉館し、東京ミッドタウン日本橋の商業ゾーンに作り替える。ザ・タワーと合わせて商業施設の面積は2万平方メートルになる。