ファッション

ザ・コンテンポラリー・フィックス京都が屋号改め新セレクトショップをオープン 京都・西陣の組紐工場跡地に

ディレクター吉井雄一氏が手掛けるザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都は、屋号をスタクタイル(STACTILE)に改め、京都市上京区の組紐工場跡地に新たな拠点をオープンする。オープンは、7月〜8月を予定し、レセプション&ローンチパーティーも開催予定だ。なお3月13日にプレオープンする。

“静かな美しさ”と“深い体験”を軸に構想した店内

新店舗では、日本のブランドを中心に構成する。京都という場所性を起点として、日本のブランドの価値を国内外に発信していくという。海外ブランドにおいても、単なるセレクションにとどまらず、“私たち”と“京都”という視点を通して再解釈し、新たな文脈と可能性を提示する。

店内は、観光化が進む京都中心部において希薄になりつつある文化的土壌や丁寧な対話の価値を再考し、“静かな美しさ”と“深い体験”を軸に構想した。都市の喧騒から距離を置き、来訪者が自らと向き合い感性を回復する場として、単なる購買の場ではなく、衣服を通じた体験そのものを深めることを目指す。

既存建物は組紐工場としての歴史を持ち、木造トラスや土壁、虫籠窓など 多様な要素が残る。それらを尊重しつつ、新設部分はRCとモルタルのみで構成し、異物のように挿入することで緊張感を創出した。いわゆる京都らしさを表層的に演出するのではなく、建物そのものの記憶と現代性を共存させた。

空間の象徴として設置された赤い漆のモノリス状カウンターは、来訪者とスタッフを隔てるものではなく、対等に交わる場として機能する。2階はポップアップや展示、喫茶機能を備え、地域の記憶を継承しながら、人が滞在し交流できる空間として再構築した。店内外ではファッションを軸に、写真、アート、家具、音楽など多分野との協働によるエキシビションを展開する。

京都初上陸のブランドなどをオープンに合わせて発売

なお、ザ・コンテンポラリー・フィックス京都から継続して取り扱っているブランドや京都初上陸のブランドからバイイングしたアイテムをオープンに合わせて順次発売する。ラインアップは、山岸慎平が手掛ける「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」の“W-ノイル シルク ジャケット”(14万3000円)や「トーガ(TOGA)」の“オックスフォード ワイド パンツ”(8万6900円)などをそろえる。

「ベッドフォード」の受注会も

3月13日のプレオープンを記念して、2025年10月から約2カ月にわたり開催され、大きな反響を得た「ベッドフォード」“テスト ショップ“の Vol.3 を実施する。Vol.3 では、2026-27秋冬コレクション "ロマン" の受注会を開催するとともに、スタクタイルのプレオープンを記念し、「ベッドフォード」が同イベントのために制作したシグネチャー缶バッジを先着で配布する。開催期間は3月13〜15日までの11時から19時。

オープン概要

■スタクタイル

オープン日:7〜8月
プレオープン日:3月13日
住所:京都府上京区小寺町145
時間:11:00〜19:00(19:00以降は、アポイントのみ)

■テスト ショップ

期間:3月13〜15日
場所;スタクタイル
時間:11:00〜19:00

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