サステナビリティ

キャンパスとゾフ、レンズ包装紙を再生したアップサイクルノートを共同開発

コクヨは、ノートブランド「キャンパス(Campus)」において、メガネブランド「ゾフ(Zoff)」を展開するインターメスティックと共同で、レンズ包装紙を再利用したアップサイクルプロジェクトを実施する。「ゾフ」の店舗で役目を終えたレンズ用包装紙を回収し、ノート表紙の一部に再生した特別仕様の「Zoff × Campus」オリジナルキャンパスノートを開発した。2月2日から全国の「ゾフ」店舗で、商品を購入した学生を対象に数量限定のノベルティとして配布される。

今回の協業の背景には、コクヨが2030年に向けた長期ビジョン「CCC2030」で掲げる循環型社会への貢献がある。同社は、資源循環を前提にしたモノ・コトづくりのコンセプト「ステナイ・サークル(SUTENAI CIRCLE)」を通じ、製品のライフサイクル全体を見据えた設計思想を強化してきた。

一方、「ゾフ」も、商品そのものだけでなく、物流資材や店舗オペレーションを含むバリューチェーン全体で環境負荷低減に取り組んでいる。両社は今回、「これまで価値を持たなかった廃棄物に、新たな役割を与える」ことを起点に、アップサイクルという具体的なアクションへと落とし込んだ。

レンズ包装紙を“学びの媒体”へ転換

取り組みの核となるのは、通常は廃棄されるレンズ包装紙の再資源化だ。店舗で回収された包装紙は選別・再生工程を経て、ノートの表紙および裏表紙の一部として生まれ変わる。包装紙に印刷されていた「Zoff」のロゴは、再生紙の中で淡いブルーとして残り、アップサイクルならではの表情を生んでいる。デザインは再生紙の素材感を尊重し、着色を最小限に抑えた。「ゾフ」のハスキー犬ロゴと「Campus」ロゴを配し、サステナブルでありながら日常使いしやすい仕様としている。

ノートの表紙裏には、目の健康に配慮した「アイケア体操」や、ランドルト環を用いた簡易的な視力チェックコンテンツを掲載。2メートル離れて使用することで視力測定を体験できるなど、メガネブランドとの協業ならではの視点を盛り込んだ。

学生向けノベルティとして展開

「Zoff × Campus」オリジナルキャンパスノートは、Zoff商品を購入した18歳以下、または19歳以上の学生(19歳以上は学生証提示が必要)を対象に、1会計につき1冊を先着で提供する。各店舗とも数量限定で、なくなり次第終了となる。

両社は本施策をアップサイクルの第一弾と位置付けており、今後も継続的な取り組みを検討していくという。日常の購買体験を通じて、若い世代が資源循環や環境配慮に触れるきっかけをつくる狙いだ。

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