
ブランドプロデュース事業を行うマスカットグループは22日、子会社のWinC(ウインク)がヘアメイクアップアーティスト・イガリシノブ氏が手掛けるコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」の販売権を取得したと発表した。新体制のもとで同ブランドのリブランディングに着手する。
今回の販売権取得により、WinCは「フーミー」の商品企画やコミュニケーション設計を含めた再構築を進める。ユーザー体験を起点としたブランド設計や市場開拓を強みとする同社のノウハウを生かし、市場環境に即した新たな価値提案を行う。
リブランディングでは、WinCが主体となり、イガリ氏がクリエイティブディレクターとして参画し、プロジェクト全体を監修する。ブランドコンセプトの再定義に加え、ラインアップの見直し、パッケージデザインの刷新、デジタルコミュニケーションの強化、コミュニティー起点のマーケティング戦略などを進める。
イガリ氏は「『フーミー』は、自分自身が使いたいと思えるかどうかという個人的な実感から生まれたブランドで、今回のリニューアルではその原点に立ち返った。日常の中にさりげなく“モード”を仕込む存在であり続けたい」とコメントを寄せた。
WinCは「WinK TO COMMUNITY」をミッションに掲げ、オーラルケアブランド「ミーズ(MIIS)」などを展開している。SNSやコミュニティー運営、マーケティングのノウハウを生かし、ブランドとユーザーの関係性の構築を強みとする。なお、イガリ氏は1月9日付でWinCの顧問に就任している。
マスカットグループは2025年10月、眉ティントが主力の「フジコ(FUJIKO)」を展開するかならぼの普通株式68%を取得した。27年5月末をめどに残り株式も取得し、完全子会社化を進めている。M&Aを通じ、化粧品領域の事業基盤を強化している。