
ファッションは表現であると同時に、ビジネスでもある。デザイナーの思いにビジネスの視点を加えて、市場と接続する役割を担うセレクトショップはいかに「熱量」を見極めるのか。特にまだビジネスの基盤が整っていない若手ブランドは一見するとリスクだが、そこに価値を見いだし、伴走する2つのショップを取材した。(この記事は「WWDJAPAN」2026年1月19日号からの抜粋です)
MACHINE-A
マシーンA

規模よりも「影響力」
一貫性のある世界観
ロンドン・ソーホーにあるセレクトショップ「マシーンA(MACHINE-A)」は2009年の創業以来、若い才能の発掘と支援を存在意義として貫いてきた。スタブロス・カレリス(Stvros Karelis)創業者兼バイイング・ディレクターは、同店を「経験と発掘のプラットフォーム」と定義する。創業時から続ける「グラデュエート・プログラム」では、学位を取得したばかりの若手デザイナーと協業し、ビジネスの基盤を築くための支援を行うほか、セントラル・セント・マーチンズをはじめとする教育機関や、各国のファッション・ウイークとも密に連携しリテールの枠を超えて次世代デザイナー育成に取り組む。そうしたデザイナーとの深い関係性が、「マシーンA」ならではの視点を生み出し、唯一無二といわれるキュレーションにつながっている。
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