
ロート製薬は、東南アジア最大級の漢方薬製造販売会社、余仁生(EU YAN SANG)と協業し、きのこの一種である冬虫夏草を使ったサプリメント“余仁生 冬虫夏草”(30粒、7020円)を2026年3月に発売する。1月から一部で限定発売し、3月からロートオンラインサイト、ECサイトで本格的に取り扱う。余仁生は1879年に創業し、シンガポールを拠点に香港、マレーシアなどで170以上の店舗と30の漢方薬クリニックを運営する大手企業。ロート製薬は24年に三井物産らと共同で、余仁生を約880億円で買収していた。
“素材と食と養生”で新たなセルフケアを提案
冬虫夏草は昆虫に寄生して育つキノコの一種で、種類は400以上にのぼる。余仁生ブランドの日本展開第1弾となる“余仁生 冬虫夏草”は、その中でも古くから滋養強壮や活力維持に使用されてきた標高3000メートル超のチベット高山に生息するオオコウモリガに寄生して育つ冬虫夏草に着目し、チベット高山産冬虫夏草と99%の遺伝子類似性を持つヒルステラ・シネンシス菌糸体を使用した。
同社によると、コロナ禍をきっかけにセルフメディケーションや予防、未病への関心が高まっている一方で、強い不安やストレスを抱える人は10年前より約1.3倍増加しているという。日々のコンディションと向き合う包括的なセルフケアの重要性や伝統薬やハーブの市場の世界的な拡大、日本での自然食材への関心の高さを受け、“Vital Origin(生命の源)を養う”をコンセプトに掲げ、インナーウェルネスの分野に注力。サプリメント発売のほか、大阪市北区のロートレシピ梅田NU茶屋町プラス店では薬膳やスパイスを活かして体の内側からコンディションを整える食養生フェアを実施し、冬虫夏草を用いた特別メニューを通じて、コンセプトの“Vital Origin”をアピールする。
食養生フェアの第1弾は2026年1月7〜21日に行い、ロート製薬監修の「二種肉の贅沢薬膳肉骨茶(バクテー)〜大和当帰仕立てアジアン粥〜」(1890円)を提供。1月22日〜2月4日の第2弾ではハウス食品が監修する「南ぬ豚(ぱいぬぶた)の贅沢養生咖喱(カレー)〜スパイス香るアジアンキーマカレー〜」(1780円)を用意する。