
ニッチフレグランス専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」は11月14日、新店舗ノーズショップ スロープ(NOSE SHOP SLOPE)を神宮前ビルディング5階にオープンした。「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の三原康裕デザイナーが1〜3階、5階の内装ディレクションを行ったビルで、香りにフォーカスした5階は“スロープ”がコンセプト。取り扱いフレグランスは「メゾン ミハラヤスヒロ」の美学を意識した27ブランド、約200アイテムをそろえた。
“「サロン ド パルファン2025」お披露目製品の先行販売を実施
店内は「あえて日常の感覚をずらすことで、香りに集中する体験を生み出すための仕掛け」として、ヘリンボーンの床を緩やかな坂にして、視覚と平衡感覚に揺らぎをもたらす構成に仕上げた。三原デザイナーは「香水というのは香りによって記憶や感情が拡張し空間を作る。シュールリアリズムの絵画の中に入ったような平衡感覚や視覚を不安定にすることで、嗅覚から起こるインスピレーションを強く感じてもらいたい」と内装の意図を説明。その空間に見合う存在感を放つフレグランスとして、世界中の名曲を香水で表現した「アート ミーツ アート(ART MEETS ART)」、旅人のためのフランス発フレグランスブランド「ジェロボーム(JEROBOAM)」など個性が際立つブランドをラインナップした。また、「ラントロピスト(L'ENTROPISTE)」など10月に伊勢丹新宿本店、メンズ館で開催した「サロン ド パルファン2025(SALON DE PARFUM 2025)」で初披露したブランドの一部を同店先行で取り扱う。