「ケイト(KATE)」は7月17日、ブランドの哲学ともいえる“陰影メイク”を体感できる限定イベント「影と光の美しさ展」を開催した。
会場は4つのゾーンで構成されており、最初の「Inspire」では、バウンディ(Vaundy)が楽曲提供したオリジナルアニメーションが大画面に映し出され、ブランドの世界観に没入できる空間が広がる。登場するキャラクターは、「ケイト」オリジナルのバーチャルヒューマン“ステア(STARE)”。音楽とアニメを融合させることで、メイクだけにとどまらない“ジャパンカルチャーとしての陰影メイク”を表現している。
続く「Discover」では、CGから実写化された“ステア”がどのように誕生したのか、そのプロセスを紹介。繊細な陰影の重なりによって、2次元の存在が3次元へと進化していく様子を、視覚的に楽しめる展示となっていた。
「Evolution」は、「ケイト」が追求してきた“陰影メイク”の変遷を、美術館のような空間で振り返るコーナー。2000年代はホリを深く見せるグラデ陰影メイク、10年代はホリを自分で作り変える骨格リメイク&偽装陰影メイク、20年代はホリを自然に作る陰影メイクと、時代に合わせて進化してきた。歴代のヒットアイテムもずらりと並び、来場者から「懐かしい」といった声も上がっていた。
「Experience」の特設ステージでは、ヘアメイクアップアーティストGENSEIによる、「ケイト」の製品を使用したメイクショーを実施。さまざまなテクニックを披露したが、単色“ザ アイカラー”(550円※編集部調べ)の限定色“モーヴミスト”を使用した人中短縮メイクは注目を集めた。鼻下にふんわりと色を乗せることで、鼻と唇の距離が縮まって見え、顔全体のバランスが引き締まる。GENSEIは「最近はやっている人中短縮メイクが簡単にできる。ぜひやってみて」とアピールした。
ステージ奥には、陰影メイクの妖精“シャドン”と撮影ができるフォトスポットや、タッチアップスペースを設置。新作や限定アイテム、定番製品を自由に試すことができた。
7月15日からは、グローバルプロモーション“ライツ オン シャドウ.(LIGHTS ON SHADOW.)”を始動。アジア各国と地域に向けて、日本ならではの美意識に基づいた“陰影メイク”の思想を発信している。中でも台湾では、「ケイト」を代表するリップスティック“リップモンスター”が高い人気を集めているそう。PR担当は「特に台湾とタイに注力したい」と意気込む。
また、7月19日には“陰影メイク”を象徴するアイテムとして、“リップモンスター カラートナー”(限定、1650円)と“ザ アイカラー”(限定6色、各550円)を発売した。プロモーションと連動した製品展開となっている。