ビジネス

アダストリアHD3〜11月期は営業利益26%減

 アダストリアホールディングスの3〜11月期連結決算は、本業の儲けを示す営業利益が対前年同期比74.0%の53億円だった。今年9月にポイントやトリニティアーツを傘下に置く持株会社として新しいスタートを切った同社は、トリニティアーツの連結子会社化と積極的な出店策によって売上高を同123.6%の1051億円と大幅に伸ばした。だが、円安によるコスト増などによって粗利益率は2.0ポイント低下。またトリニティアーツ及びNATURAL NINEの連結子会社化に伴うのれんの償却や積極的な広告宣伝を実施したことで、販管費率は1.4ポイント上昇し、営業減益につながった。純利益は同54.4%の22億円だった。ポイントの主力ブランドである「グローバルワーク」の売上高は同107.6%の198億円、「ローリーズファーム」は同104.2%の182億円だった。

【関連記事】
ポイントが持株会社体制に移行 持株会社称号は「アダストリアホールディングス」

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。