ビジネス

そごう・西武売却 ソフトバンク系の米ファンドが優先交渉権

 セブン&アイ・ホールディングスが進める子会社そごう・西武の売却に関して、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが優先交渉権を得たようだと3日にメディアが相次ぎ報じた。最終合意に向けて売却額や従業員の雇用、全国に10ある店舗の扱いなどを詰める。

 売却を巡っては、2月に一次入札、5月に二次入札が行われ、フォートレスのほか、米ローン・スターグループ、シンガポール政府系GICの計3社の投資ファンドが応札していた。その中でフォートレスが2000億円以上の最大の提示額を出したもようだ。

 フォートレスはソフトバンクグループ傘下の投資ファンド。不動産会社レオパレス21、ゴルフ場運営アコーディア・ゴルフ・グループへの投資で実績がある。一部報道では、そごう・西武の再建にあたって家電量販大手のヨドバシホールディングスと連携する協議も進められているという。

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