大阪・中崎町で「イコールフェス2018」開催中 2年目はアートで店舗の集客アップ

イベント

2018/11/2 (FRI) 06:00

 大阪・中崎町で古着店やカフェなど地元店舗とクリエーターが参加するイベント「イコール(=)フェスティバルin中崎町2018」が10月27日〜11月4日の9日間、開催されている。

 昨年から始まった同イベントは、大阪・梅田から徒歩圏内にありながらも、戦前の街並みが残る中崎町の活性化を目指し、PR会社ワンオーが企画する。最近は昭和レトロな街の魅力に引かれた個性派ショップやクリエーターが集まるようになったことを受け、さまざまな感性や価値、モノがイコール(=)になる祭りとして始まった。

 今年は古着店や雑貨店、カフェなど約80店が参加。「メーンイベントを打ち上げて集客するよりも、1週間ずっと店に足を運んでもらえるように、店を主役にした内容に変えた」とワンオーの松井智則・社長は話す。

 ワンオーが昨年オープンした古着のセレクトショップ「ナカザキオーハイツ」では、初日の27日の5時間限定で、人気インフルエンサーによる「レインボーシェイクヴィンテージマーケット」をオープン。古着好きの相羽瑠奈、あさぎーにょ、kinokoの3人がセレクトした古着アイテムを手に入れようと、ファン約150人が駆けつけた。

 ショップとアーティストのコラボによる「街のアートギャラリー」では、関西で活動するアーティストや学生の作品を中心に展示。「ツタヤブックストア梅田ミライズ」では、アーティストの増田セバスチャンが京都造形芸術大学のウルトラファクトリーで学生と共同制作した彫刻作品を見ることができる。テーマは「次世代による次世代のための未来の植物」。FRP(繊維強化プラスチック)製の透明なキノコの中には、学生が京都中から集めたカラフルなパーツが詰まっている。増田セバスチャンは「アート作品を作るためには理由とエネルギーが必要で、学生たちは作品に使うハギレを調達するために、挫折や苦労を味わっている。そんな若い世代のエネルギーが詰まった作品を、新しいカルチャーが生まれつつある中崎町に展示する。何かが始まる瞬間を感じてほしい」と話す。

 高架下の「ヌーン+カフェ」では、ロック展と題し、70年代のロックスターとロンドンのパンクシーンを撮った写真を展示販売している。写真家の半沢克夫とハービー山口氏の作品を鑑賞しながらゆっくりカフェタイムを楽しめる。「大御所2人の初期の作品を展示していて、ハービー山口さんがロンドンでルームシェアをしていたボーイ・ジョージのほかジョン・ライドン、ジョー・ストラマーのポートレートもある。音楽好きにはぜひ見てほしい」と話すのは、アメリカ村のカフェギャラリー「ディグミーアウトアート&ダイナー」のマスター、古谷高治氏。イコールフェスではアートコーディネーターを担当する。参加店舗とアーティストをマッチングすることによって、アートで町を盛り上げていきたいという。

 コーヒーショップ「ワララ」では、関西のストリートファッション誌「カジカジ」で名物企画「街の眼」を撮り続けた写真家・高橋正男による写真展を開催している。ストリートファッションポートレートの走りとなった「街の眼」で撮った90年代のファッションと、最近の中崎町のファッションを対比できる展示となっている。

 イコールフェスティバルは、来年以降も年1回は開催していく予定。今後の展開について松井社長は「シブヤファッションフェスティバルも3年目から現場の意識が変わり、町のつながりが強くなっていった。中崎町もショップ同士のつながりができれば、町全体を発信していく仕組みも作れると思う。いまの個性を残しながら、各店がビジネスとしても発展していけるよう協力していきたい」と話している。

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