1. 日本初上陸LA「ユニオン」オープン直前 クリス・ギブスを直撃

日本初上陸LA「ユニオン」オープン直前 クリス・ギブスを直撃

オープン インタビュー

2018/4/19 (THU) 11:30

 ストリートファッションとハイファッションを掛け合わせたパイオニア的な存在であるロサンゼルスの「ユニオン(UNION)」が4月20日にオープンする。場所は、原宿の喧騒から少し離れた神宮前2丁目。ユニオンは1989年、「シュプリーム(SUPREME)」のボス、ジェームス・ジェビア(James Jebbia)が創業し、ニューヨークのソーホーに1号店をオープン。今回、初の海外出店となり、日本での運営はTSIホールディングスの傘下であるジャックが担当する。

 店舗デザインはイソップ(AESOP)やシボネ(CIBONE)などの内装を手掛けるケース・リアル(CASEREAL)の二俣公一。インテリアは「ノア(NOAH)」のブレンドン・バベンジン(Brandon Babenzien)の妻、エッセル(Estelle)が担当し、壁紙やアンティーク家具にアフリカンファブリックなどを用いて、ブラックカルチャーをミックスした。入口にジャングルのように茂る植物はプラセール・ワークショップ(PLACER WORKSHOP)の内田洋一郎が監修。店内の大型ビジョンには、気鋭映像作家、カリル・ジョセフ(Kahlil Joseph)の作品が流れ、ロサンゼルス現代美術館(MOCA)にも作品を提供するアーサー・ジャファ (Arthur Jafa)の撮り下ろし写真なども飾る。

 「アリクス(ALYX)」「OAMC」「ブレインデッド(BRAINDEAD)」「ディガウェル(DIGAWEL)」「アンユーズド(UNUSED)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」「ダブルタップス(WTAPS)」「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」「ジョンエリオット(JOHN ELLIOTT)」「ビアンカ シャンドン(BIANCA CHANDON)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」などを取り扱い、ブランドとはコラボも展開予定。

 オープンを明日に控え、オーナーのクリス・ギブス(Chris Gibbs)を直撃した。

WWD:新店オープンを控えて今の気持ちは?

クリス:長い間準備してきたけど、やっと完成が見えた。実際に見て、それまでの心配事がすべて吹き飛んだよ。とても満足しているし、オープンが楽しみだね。

WWD:ロケーションに関してはどう思う?

クリス:1号店があったソーホーも今でこそ繁華街になったけど、元々は中心街から少し離れた静かな場所だった。昔からのショップスタイルで、新しいブランドを多く置いていたから本当に好きな人が集まる少しニッチな場所にしたかったんだ。便利だけど、静かな場所がいいなと思っていたから日本のこのエリアもとても気に入っているよ。

WWD:商品ラインアップは日本人に合わせている?

クリス:簡単に言うとまずは洋服のサイズが違う。でもストリートとハイファッションをミックスする感じはLAと同じ。今はそういう感覚がファッションの主流となっているけど、ブランドをごちゃ混ぜにしてかっこいいモノだけを集めるのはNY時代からやってきたことだから自信を持って提案するよ。新しい日本のブランドをもっともっと紹介していきたいと思っていて、それをちょっとずつLAの店からも発信できればいいなと思っている。

WWD:LAのユニオンの要素はどんなところに反映した?

クリス:元々LAの店は俺がオーナーになる前にジェームス(・ジェビア)が作ったお店だったから、この店の方が俺のエッセンスを詰め込むことができた。今一番、自分が好きなことを表現できているよ。今回のオープンのためにLAのスタッフも一緒に来日しているんだけど、「LAもそろそろリニューアルしないとね」という話をしたんだ。ここのコンセプトをLAのショップにも生かしたいと思っている。あとは、全体的に黒人のディープなカルチャーを表現することができたよ。東京ではこれまで、ジャズやヒップホップみたいな一部の狭い黒人文化しか見えてなかったからね。

WWD:「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」初の黒人デザイナーにヴァージルが就任したが、それについてはどう思う?

クリス:もちろん素晴らしいことで、本人にもそう連絡した。とても励まされたし、やっと黒人の文化が一般的にも受け入れられる時代が来たと思った。これまでは偏った文化しか表に出ていなかったし、受け入れてくれなかったけど、新しいテイストがファッションで表現できることや、カスタマーとしても新しい感覚に出合うことができると思うと、新しい時代の新しいムーブメントを感じるよ。

WWD:ここでしか買えない限定のアイテムはどれぐらい用意する?

クリス:オープニングは昔から仲の良いアーティストのコスタス・セレメティス(Kostas Seremetis)とコラボする。あとは「フィアー オブ ゴット」とのコラボアイテムもあるよ。オリジナルのTシャツやフーディーも用意しているし、来週はカウズ(KAWS)とのコラボも発売する。コラボはいくつも仕掛けているけど、お客さんには何度も足を運んでもらいたいから数週間に分けて発売する。リリースの情報はインスタグラムで公開していくよ。

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