MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)

■ MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)のはじまり

ハンドメードのビーズやニットなどのアクセサリー製作を手掛けていたマーガレット・ハウエル(Margaret Howell)は1970年、チャリティーバザーで見つけた、作りが繊細なピンストライプのメンズシャツを見つけ、ウエアのデザインをしてみようと思い立つ。95年以降、ウィメンズとメンズのコレクションを発表し続けている。ハウエルは白いシャツ、ダッフルコート、レインコート、ポルカドット、ハリスツイード、リネンをクリエイションの原点としている。現在はハウスホールドグッズや家具、カフェも展開。

■ MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)の歴史

1972年、ロンドン南東部のブラックヒースにある自宅でアクセサリーデザインを手掛けていたマーガレット・ハウエルがメンズシャツを原点に、シャツのデザインをスタート。ジャーミン・ストリートにある紳士服店のビスポークシャツに使われるような素材を用いながら、よりソフトでカジュアルなシャツを作るようになる。当初は仕上げ担当とパートタイムの裁断担当の2人のみを雇うほどの規模だったが73年、発注の増加に伴い、10人の縫製職人を雇い、生産拠点を増床するまでに成長。卸先には「ポール・スミス(PAUL SMITH)」や「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」、英セレクトショップのブラウンズ(BROWNS)などがあり、その後顧客だった「ジョゼフ(JOSEPH)」の創設者であるジョゼフ・エテッドギー(Joseph Ettedgui)がパートナーとなり、77年にサウス・モルトン・ストリートに初のメンズ路面店をオープンする。女性客によるメンズウエアの購入を機に、80年にはウィメンズをスタート。またエテッドギー氏との契約が解消するも、セント・クリストファー・プレイスに独立後初の店舗を構える。82年、英「ヴォーグ(VOGUE)」エディターだったグレース・コディントン(Grace Coddington)の選出により、ファッション・ミュージアム・バース(Fashion Museum Bath)の「ドレス・オブ・ザ・イヤー(Dress of the Year)」に選ばれる。同年、東京・和商(後のアングローバル)とライセンス契約を結び、日本での生産・販売を開始する。83年、日本初の路面店を青山にオープン。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)の服飾部門に初めてウエアを寄贈。
90年、アングローバル(04年サンエー・インターナショナルが子会社化、21年グループ会社統合に伴いTSIに社名変更)がイギリス法人を子会社化。95年、ロンドン・ファッション・ウイークに初参加。96年、フランス法人を設立。99年、渋谷・神南にカフェ併設の旗艦店「マーガレット・ハウエル ショップ&カフェ」をオープン。2002年、建築家のウィリアム・ラッセル(William Russell)の設計による、オフィスとデザインスタジオを併設した旗艦店をロンドンのウィグモア・ストリートにオープン。また、英国のデザインをテーマにした展覧会を行うスペースも併設。ロゴを刷新。
03年、ワークウエアの機能的なディテールや耐久性にインスパイアされたライン「MHL.」をスタート。09年、パリ8区マドレーヌ広場に路面店をオープン。13年、大阪・梅田にカフェ併設の旗艦店をオープン。14年、イタリア・フィレンツェに路面店をオープン。「ニューバランス(NEW BALANCE)」の別注スニーカーを発売。15年、パリ3区ドゥベレーム通りに路面店をオープン。17年、「ミズノ(MIZUNO)」とのコラボをスタート。19年、「フレッドペリー(FRED PERRY)」とコラボ。20年、ハウエルと映像作家のエミリー・リチャードソン(Emily Richardson)とインスピレーションの源をひも解くショートフィルムを制作。21年、ブランド設立50周年を迎え、代官山T-SITE GARDEN GALLERYとロームシアター京都で展覧会「50 YEARS OF DESIGN」を開催。

■ MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)のデザイナー

マーガレット・ハウエル

1946年、イギリス・サリー州タッドワース生まれ。69年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ(Goldsmiths, University of London)でファインアートの学位を取得し卒業。70年、自宅でアクセサリーの製作を始める。ハンドメードのビーズやニットのアクセサリーが「ヴォーグ」などのファッション誌で取り上げられるようになり、服のデザインもスタートする。インスピレーションの原点となったのは、素材が上質で作りの良い一枚のメンズシャツ。07年、ファッション産業への功績を評価され、大英帝国第3勲章(CBE、Commander of the British Empire)を授賞。また王立芸術協会(RBA、The Royal Society of British Artists)からは「ロイヤル・デザイナー・フォー・インダストリー(Royal Designer For Industry)」に選ばれる。10年、ロンドン芸術大学(University Of The Arts London)から名誉博士号を受ける。13年、UCA芸術大学 (University for the Creative Arts)から名誉教授の称号を受ける。15年、母校のロンドン大学ゴールドスミス・カレッジから名誉フェローの称号を得る。

■ MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)からの派生ブランド・ライン

「MHL.」

2003年、ワークウエアの機能的なディテールや耐久性にインスパイアされたライン。当時は日本での展開数が少なく限定的なラインだったが、事業化を目指し、09年9月に世界初の店舗を代官山にオープン。本格始動する。コンセプトは「ファンクション(実用性)」と「ユーティリティ(機能性)」。ユニセックスで展開。11年、ロンドンで初の「MHL.」路面店をオールド・ニコル・ストリートに、13年、ニュー・カヴェンディッデュ・ストリートに店舗をそれぞれオープンし、多店舗化を広げる。

「マーガレット・ハウエル カフェ」

「モダン・ブリティッシュ」と「グッド フード、グッド サービス」をコンセプトに、1999年にオープンした神南旗艦店に併設するかたちで始動。イギリスから取り寄せたモダンブリティッシュスタイルのレシピをアレンジしたメニューを提供する。14年には、初めてデリも加え二子玉川ライズに2店舗目をオープン。オンラインでの販売も行う。

■ 公式サイト

https://www.margarethowell.jp/

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