ビジネス

ゼニアが「トム ブラウン」を買収

 エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP以下、ゼニア)はトム ブラウン(THOM BROWNE)の株式85%を取得する。

 株式の過半数を保有していたサンドブリッジ キャピタル(SANDBRIDGE CAPITAL)との合意によるもので、トム ブラウンの企業価値は5億ドル(約555億円)。少数株主だったストライプインターナショナルは全株式を手放した。2001年にブランドを立ち上げたトム・ブラウン本人は残り15%の株式を保有し、チーフ・クリエイティブ・オフィサーに留まる。ビジネスは独立を保ち、ロドリゴ・バザン(Rodrigo Bazan)最高経営責任者(CEO)も現職を継続する。

 ジルド・ゼニア(Gildo Zegna)=ゼニアCEOは「われわれは常に拡大を目指しており、外部との提携を考えた際に『トム ブラウン』はわれわれにぴったりだと考えていた。素材提供と共に、彼らの小売りのネットワーク拡大にも貢献できるだろう」と語る。

 トム・ブラウン本人も興奮を露わにする。「ゼニアの情熱とクラフツマンシップは、私のこれまでのコレクションへのアプローチと共通するものがある。われわれのビジネスの根幹を理解するだけでなく、それを備え、グローバルリーダーとしての知識とスキルを共有してくれるパートナーを得ることができた」と語る。

 業界筋によるとトム ブラウンの18年の売上高は1億4000万〜1億5000万ドル(約155億〜166億円)の見込みだという。

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