ファッション

エンタメ型ショッピングセンターの時代 

三井不動産が開発する新型“エデュテイメント”SCとは

 1970年の大阪万博の開催地として知られる大阪府吹田市が今秋、再び全国から注目を集めている。三井不動産が開発する大型複合施設「エキスポシティ(EXPOCITY)」が万博記念公園の隣接地に11月19日開業する。岡本太郎の「太陽の塔」を間近に望む約17万平方メートルの広大な敷地に、旗艦モールと位置付ける「ららぽーとエキスポシティ」と8つのエンタテインメント施設で構成される。弊紙6月1日号のショッピングセンター(SC)特集で実施したファッション専門店へのアンケート調査でも「最も期待する新規SC」として圧倒的な票数を得ていた。同社は売上高目標を明らかにしていないが、開業後には日本最大級となることが確実といわれている。

 300を超えるファッションや飲食のテナントの充実はもちろん、それ以上に期待されるのがエンタメ施設の集客力である。非物販の強化は最近の商業施設共通の傾向だが、「エキスポシティ」はその規模と内容において既存SCとは一線を画す。人気水族館の海遊館が監修する生き物ミュージアム「ニフレル」、テーマパークのような空間で子どもから大人までが英語を学べる「オオサカ イングリッシュ ビレッジ」、ポケモンと一緒にコミュニケーションスキルを身に付ける「ポケモンエキスポジム」、大迫力の映像で世界中の大自然を体感できるミュージアム「オービィ大阪」など、教育とエンタメを融合した“エデュテイメント”をコンセプトに掲げ、かつての大阪万博のような非日常空間を作り上げる。家族連れがショッピングだけでなく、一日中遊び、学ぶことまでできる。開発を担当した安達覚・商業施設本部上席主幹は「関西だけでなく、日本全国、さらには海外からも人を呼び込める超広域型のSCを目指した。その意味でライバルはUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)だ」と話す。

 三井不動産は8月3日、「エキスポシティ」の施設概要に関する会見を東京と大阪で開いた。通常、地元で行われるSCの会見を2カ所で開くのは異例で、全国に向けて発信しようという力の入れようが伺える。東京の会見で登壇した菰田正信・社長は「45年前の(大阪万博の)熱気とにぎわいを再現したい」と意気込みを見せた。

[rel][item title="大阪「エキスポランド」跡地の大型複合施設に水族館や遊びながら英語を学べるエデュテイメント施設" href=https://www.wwdjapan.com/business/2014/07/17/00012972.html" img="https://www.wwdjapan.com/business/files/2014/07/17/140717_osaka_001.jpg"][/rel]

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