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日本とイタリア、伝統とストリートが融合した浴衣

 夏です!東京は梅雨明け以来、ずっとグズグズしているけれど、夏なんです!

 ということで、今日紹介するのは、ECサイトの「ユークス(YOOX)」が、イタリアンブランド「ファウスト プリージ(FAUSTO PUGLISI)」とコラボレーションした浴衣。現在、「ユークス」のサイトで販売中です。

 商品は、ちゃんと京都製(笑)。手作業も加えた木綿の浴衣に、ファウストらしいプリント、彼の古里であるイタリア・シチリア島のギラギラした太陽とパームツリーが描かれた和洋折衷な一着です。色は、控えめなアイボリーと、デーハーなキャンディ・ピンク!!コンサバなお婆ちゃんなら、腰を抜かしちゃうかもしれない!?そんな浴衣に仕上がりました。

 日本発の企画は初めてながら、「ユークス」は常に“2つの異なる文化の融合”を掲げて、さまざまな企画を立案。イタリア人を中心とするデザイナーを選出しています。その意味で、このシチリアンでジャパニーズな浴衣は、”2つの異なる文化の融合“を実現。加えて発表イベントの舞台となった浅草・花やしきには、浴衣をまるでローブやガウン、果ては花魁の晴れ着のように着こなした浦浜アリサや畠山千明、PELIがやってきて、伝統的な和装の、ストリートやパンクなアレンジを披露してくれました。これもまた、”2つの異なる文化の融合”です。

 デザイナーのファウストは、「日本の伝統は常にリスペクトしている。僕のボリュームウエアは、日本の和装もインスピレーション源の1つ。そもそも日本って、美しくて、叙情的で、でも時にはエロくて、セクシーで”2つの異なる文化の融合”を体現しているよね?だから、『ユークス』が求める”2つの異なる文化の融合”は、必ず成し遂げられると思ったよ」と話します。むしろ、「浴衣にはすでに完成された美しさがあるし、日本の文化を尊敬している分、それを中途半端に壊したくなかった。やるなら思いっきり。『レッツ、トライ!』っていう感覚で取り組んだんだ」と続けます。 なるほど、確かにこの浴衣、確かに振り切っているから、普通の浴衣にない魅力が備わった気がします(笑)。

 だからこそ、「昼でも夜でも、下駄でもスニーカーでも、日本でもイタリアでも。いつでも、どこでも、誰でもトライしてほしい」とファウスト。そんな彼の言葉を体現すべく、この夏はこの浴衣で、いろんなことに「レッツ、トライ!」。僕の夏休みは終わってしまいましたが(泣)、引き続き、日本の夏を謳歌したいと思います。