ファッション

スポーツトレンドは終わるのか? 有力バイヤーが評価する、2016年春夏パリ・メンズ・コレクション

 6月24〜28日に開催した2016年春夏パリ・メンズ・コレクションはバイヤーの期待を裏切らなかった。アバンギャルド精神が炸裂したブランドがあった一方、シンプルで洗練されたコレクションを発表したブランドが登場するなど、パリは2つの顔を見せた。キーワードにはワークウエアやミリタリー、デニム、カーキなどが上がった。また、スポーツウエアからシフトし、ソフトなテーラリングやルーズなシルエットといった洗練された服に注目したバイヤーが多かった今回、彼らの中で注目が集まったのは「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(GIVENCHY BY RICCARDO TISCI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ベルルッティ(BERLUTI)」。

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サックス・フィフス・アベニュー

 パリはアバンギャルドとコマーシャルのバランスがちょうど良かった。現代の男性はファッションにとても興味を持っているし、その数は増えている。われわれは「ジュン・ジー(JUUN J)」「ヴァレンティノ」「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」「メゾン マルジェラ」「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」など、取り扱う予定でなかったブランドの買い付けを考えている。

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プランタン

「ヴァレンティノ」
 洗練されたソフトなテーラリングをよく見た。ストリートウエアの要素を残しつつ、シルエットはクリーンになっており、少しずつハイエンドに移行しているように感じた。お気に入りは「ヴァレンティノ」「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」。

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ニーマン・マーカス

 ボンバージャケットは多くのコレクションに登場し、「ヴァレンティノ」「サンローラン」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」など、それぞれのデザイナーが自己流にアレンジしていたのが印象的だった。また、シノワズリーテイストの刺しゅうや装飾が施されたエキゾチックなコレクションを多く見た。良かったブランドは「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」「ヴァレンティノ」「サンローラン」「バルマン オム(BALMAIN HOMME)」「ベルルッティ」。

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バーグドルフ・グッドマン

 毎回素晴らしいコレクションを発表するベテランブランドと、新鮮でエキサイティングな提案をする新人デザイナーのパーフェクトなミックスだった。ユニフォームやアニマルプリント、ソフトなテーラリングがトレンドだった。「ヴァレンティノ」「ベルルッティ」「オフィシンジェネラーレ(OFFICINE GENERALE)」がお気に入り。

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ハーヴェイ・ニコルズ

 トレンドがスポーツウエアから離れていくのを感じた。ソフトでリラックスしたテーラリングや、軽くて動きのある素材を使用したルックが印象的だった。引き続きのミリタリートレンドは「ヴァレンティノ」「サカイ(SACAI)」「バルマンオム」「ディオール オム(DIOR HOMME)」などのコレクションで見た。お気に入りは「サカイ」「ヴァレンティノ」「ドリス ヴァン ノッテン」。

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