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船場がNYの建築設計事務所SHoP Architectsと戦略的業務提携 海外の案件開拓を強化

船場は11月4日、米ニューヨークを拠点とする建築設計事務所SHoP Architectsと戦略的業務提携を結んだと発表した。両社のビジネスネットワークを連携させて新市場や新規案件を開拓し、グローバルでの競争力とブランド力の向上を目指す。SHoP Architectsが日系企業と業務提携を結ぶのは、今回が初めて。

SHoP Architectsは1996年に創業し、ニューヨークに本社を置く。社員数は約150人で、高度なBIM(Building Information Modeling)と先端テクノロジーを組み合わせた設計を強みに、5大陸で延べ1億平方フィートを超えるプロジェクトを竣工・進行させてきた。代表作には、NYの超高層住宅タワーの111 West 57th StreetとThe Brooklyn Tower、ブルックリンのBarclays Center、サンフランシスコのUber本社などがある。米建築家協会(AIA)のアワードをはじめ受賞歴も多く、米経済誌「ファスト・カンパニー(Fast Company)」が選ぶ「世界で最も革新的な企業」(建築部門)にも名を連ねた。船場は「サクセスパートナー」を企業理念に、商業施設をはじめオフィスや教育、ヘルスケア、余暇施設などの空間づくりで、調査・企画からデザイン・設計、施工、メンテナンスまでを手掛ける。主な実績に、福岡空港国際線や台湾の三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港などがある。

案件やパートナー紹介など、互いにシナジー

今回の提携により、SHoP Architectsは日本やアジアを中心に事業を展開する船場のネットワークを活用し、日本・アジア市場での事業展開を効率的に進められる利点がある。一方の船場は、世界的な実績を持つ同事務所との連携を通じて、国内外の案件やグローバル案件への提案を強化。新規顧客・案件の獲得機会を広げる狙いだ。

具体的な協業案件については「今後協議していく」(船場)といい、現地企業などのクライアントやパートナーの紹介、クライアントミーティングやイベントへの共同参加、市場動向やビジネス環境に関する情報共有、案件機会やビジネスパートナー候補の紹介、現地での会議調整や言語サポートなどを検討する。当面は営業や市場開拓での相互支援と共同推進を想定している。

船場の小田切潤社長は「SHoP Architects, Inc.社との業務提携は、船場がグローバルでの空間クリエイティブカンパニーとしてさらなる成長を遂げるための重要な一歩。NYを拠点にグローバルでの建築・空間文化を培ってきたパートナーとの協業を通じ、世界で評価される空間創造の実現を目指す」とコメント。SHoP Architectsのクリス・シャープルズ(Chris Sharples)創業プリンシパルは「SHoPは創業当初から、テクノロジーを活用して設計と施工の間にあるギャップを埋め、建築がどのようにつくられるかを改めて問い直すことに取り組んできた。船場は、デザインや製作、そしてプロジェクトの実現に至るまで、卓越した専門性を有している。両社が力を合わせることで、互いに可能性の限界をさらに押し広げていく機会が生まれる」と述べた。

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