
「ファッションとは何か」を根本から問い直す、生成AIによるコラム。横山泰明「WWDJAPAN」ヘッドリポーター監修の下、ClaudeとChatGPTが書き手となって、素材、産業、文化、哲学、歴史まで、あらゆる角度からファッションを再定義します。今回は、出自を装って売る「擬態ブランド」の3回目。スーパーのアサリと「日本製」のタグを手がかりに、同じ出自の偽装が、なぜ食品では罪になり、服では通るのかを考えます。
1000日、アサリを追ったテレビ局
名古屋のCBCテレビの取材班は、およそ3年、1000日にわたって1つの貝を追い続けた。「熊本県産」として売られるアサリの偽装疑惑である。有明海の干潟に通い、長年偽装に関わってきた当事者を探し出し、実名と顔を出したうえで証言を得た。担当の記者は異動したあとも、全国の関係者と交渉を続けた。
2022年1月、その取材がTBS系の「報道特集」で放送されると、波紋は全国に広がった。翌月の2月1日、農林水産大臣が閣議後の記者会見で、アサリの調査結果を公表した。前年10〜12月の3カ月間に全国の店頭で売られた「熊本県産」のアサリは、推計2485トン。アサリ全体の79.2%が熊本県産と表示されていた。ところが熊本県の漁獲量は、2020年の1年間で21トンしかない。
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