
「いつか必ず、売り上げも利益も1兆(丁)、2兆(丁)と豆腐屋のように数えられる会社にしてみせる」
1981年、福岡市でソフトバンクを起業した若き孫正義さんのスピーチです。あまりの大ボラに呆れて、たった2人しかいない従業員(アルバイト)が1週間で退職したというオチがつくのですが、それから45年後、豆腐は現実になりました。同社の連結売上高は約7兆8000億円(26年3月期)です。
「ユニクロ(UNIQLO)」を運営するファーストリテイリングは26年8月期で売上高が3兆9633億円に達し、H&Mを抜いてアパレル世界2位に浮上しました。
今期(27年8月期)の計画は4兆4500億円。会長の柳井正さんが決算説明会で「売上高10兆円の実現が視野に入るところまできた」と言ってのけたのを聞き、孫さんの「豆腐屋の心意気」を連想しました。2人は盟友であり、互いにライバルと認め合う仲。柳井さんが山口県、孫さんが福岡県の小さな会社を世界中に認められる会社にしようと決意し、常識外れの大風呂敷を広げながらも、掲げた経営目標を執念で成し遂げていきます。
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