ファッション

【ミラノ速報】バウハウスに着想した「マックスマーラ」のモダン・ボリューム

 秋冬シーズンにおいてはメゾンアイコンであるコートが注目される「マックスマーラ」。今季は20世紀モダニズムを象徴するバウハウスに着想し、緻密に計算されたボリュームコントロールと異素材の組み合わせで本領を発揮した。


 1919年、建築家ワルター・グロビウスが独ワイマールに創設したバウハウスは、同地の美術学校と工芸学校を合併し、デザインやアート、建築の分野でモダン主義を提唱した学校。工業的なエッセンスと伝統工芸技術とのバランスから生まれたモダンデザインは、メゾン創設以来60年以上にわたって“既成服におけるイタリアン・デザイン”の可能性を追求してきた「マックスマーラ」の創作哲学にも通じるもの。


 肩ラインを大きく広げた分量感たっぷりのキャメルコートやカーディガンコートにオーバーサイズのジャケットを重ね、流れるようなフリュイドパンツがシルエット全体を誇張する。メンズライクなブレザーやボンバージャケットにはフェミニンな膝下丈のペンシルスカートを併せてコントラストを描く。「マックスマーラ」のキーカラーであるキャメルやビキューナベージュを主軸に、カシミアやモヘアなどの天然素材に光沢感のあるテクノファブリックを組み合わせたアイテムは、ハイブリッドな存在感を放っている。イブニングドレスのパートでは、フェミニンなベルベットのチュニックや、ブレザーに合わせたルレックスのパジャマパンツなど、素材感やボリューム、マスキュリンとフェミニンとのバランスを見事にコントロールしながら、トーン・オン・トーンのカラーパレットで迫力あるコレクションを披露した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

売り上げでも知名度でもない、熱狂を生むブランドの条件とは 世界のデザイナーズブランド最前線

「WWDJAPAN」1月19日発売号では、「熱狂を生む世界のデザイナーズブランド」を特集します。世界各国のファッション・ウイークを取材する記者たちが、「いま、面白い」と感じるブランドを掘り下げました。キーワードは、「エモーショナル・コネクション」。売り上げ規模や知名度では測れない、感情的で本質的なファンコミュニティーを築き上げているブランドたちに光を当てました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。