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フランス政府が痩せすぎモデルの雇用禁止法を可決

 フランス政府は12月17日、痩せすぎモデルの雇用を禁止する法律を可決した。これにより、フランス国内で働くモデルは政府が定めたBMIや健康状態をクリアしたことを証明した健康証明書を提示しなければならない。この基準に満たさないモデルを起用したエージェンシーやファッションメゾンは6カ月の禁固刑及び7万5000ユーロ(約990万円)の罰金が科せられる可能性がある。具体的な条件などは今後、フランス保健規制高等委員会から省令を発する予定だ。

 また、政府は実際より痩せたり太ってみせるために加工や画像編集を施した写真に対し、その旨の注記を義務付ける条項にも合意した。注記しなかった場合、最低3万7500ユーロ(約495万円)及び広告費の約30%分までの罰金が科せられる。同法律は遅くても2017年1月1日に施行される予定だ。

 フランスで痩せすぎモデルの起用を禁止する法案は、国会内で何カ月も議論されてきた。6月には「サンローラン(SAINT LAURENT)」の広告ビジュアルに登場したモデル、キキ・ウィレムス(Kiki Willems)が "痩せすぎ"として話題になった。さらに、同広告に対してイギリスの広告基準協議会(ASA)はモデルが不健康なほど痩せているとして、イギリス国内での掲載禁止を通告した。

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