韓国のビューティ小売り大手のCJオリーブヤング(CJ OLIVE YOUNG以下、オリーブヤング)が、米国市場に本格参入する。米「WWD」の取材で、同社が5月29日(現地時間)に米カリフォルニア州パサデナへ米国初の実店舗をオープンすることが分かった。あわせて、米国向けECサイトも立ち上げる。店舗はロサンゼルス近郊のパサデナ中心部、コロラド大通り沿いに位置し、売り場面積は約803平方メートル。スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ウェルネス、ライフスタイルカテゴリーから約400ブランド、5000SKUを取り扱う。
店頭には「アヌア(ANUA)」「バイオダンス(BIODANCE)」「フィー(FWEE)」「ミジャンセン(MISE-EN-SCENE)」「ロムアンド(ROM&ND)」「トリデン(TORRIDEN)」「アノブ(UNOVE)」「メディヒール(MEDIHEAL)」など韓国ブランドに加え、「セラヴィ(CERAVE)」「キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)」「ランコム(LANCOME)」「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」「ソル デ ジャネイロ(SOL DE JANEIRO)」「オーディナリー(THE ORDINARY)」「タッチランド(TOUCHLAND)」「アーバン ディケイ(URBAN DECAY)」「スーパーグープ!(SUPERGOOP!)」などグローバルブランドも並ぶ。
クォン・ガウン(Gaeun Kwon)CJオリーブヤングUSA最高経営責任者(CEO)は、「今回の米国進出は、キュレーション力やイノベーション、顧客体験を軸にしたオリーブヤングの強みを、米国市場へ広げる重要なステップになる」とコメントした。新店舗では、肌悩みや成分、機能別に製品を提案する“ディスカバリーゾーン”を設置。クレンザーや美容液、日焼け止めを試せるスペースも用意する。また、肌診断や頭皮分析サービス、スキンケア講座など、韓国店舗に着想を得た体験型サービスも導入する。
同社は米国で3段階のロイヤルティープログラムも開始。店舗とECを連携し、オンラインとオフライン双方で特典を提供する。ECでは米国内配送に対応し、追加輸入関税なしで製品を届ける。
1999年創業のオリーブヤングは、韓国内で1380店舗以上を展開する韓国最大級のビューティ専門チェーン。近年はKビューティ人気の高まりを背景に海外展開を加速しており、今後はカリフォルニア州を中心とした西海岸エリアから、ニューヨークを含む東海岸市場へ拡大する計画だ。