ファッション

静けさに宿る緊張感 髙橋恭司が捉えた“アアルトと自然”をスタジオ35分で展示

写真家の髙橋恭司による写真展「アアルトと自然」が、スタジオ35分で開催する。同展では、2001年に建築雑誌「HOME」の依頼を受けて制作された写真群を展示。フィンランドの建築家アルヴァー・アアルトによる建築作品と、その周囲に広がる自然環境を、大型カメラ(8×10)で捉えたシリーズだ。

1990年代以降、髙橋は写真を軸にしながら多様なメディアを横断し、自身の表現を拡張してきた。同作が撮影された直後には、世界情勢を大きく変えたアメリカ同時多発テロ事件が発生。社会の空気が大きく変化する時代の転換点に制作されたシリーズでは、静けさのなかに緊張感を内包した視線が通底している。

展示作品はすべて、自身が暗室で制作したビンテージ・プリントだ。髙橋はその後フィルムネガの大半を焼却しており、現存するプリントは今回出品される作品群のみとなる。
アアルト建築に宿る空間性と自然の関係性を、髙橋の視点を通して再考する機会となりそうだ。

◾️髙橋恭司写真展「アアルトと自然」
会期:5月13日〜6月20日
時間:16:00〜22:00
会場:スタジオ35分
住所:東京都中野区上高田5-47-8
料金:1ドリンクオーダー制
休日:日、月、火曜
◾️オープニングレセプション
日程:5月13日
時間:18:00〜20:00

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