ファッション

日本最高のニット企業に東京・板橋のバーンズファクトリーが選出

 日本の有力ニット企業が参加する見本市「ジャパン・ベストニット・セレクション(JBKS)」は3日、最も優れたニット企業を選出する「JBKSアワード」で、東京・板橋区に拠点を置くバーンズファクトリーを選出した。同社は従業員数18人と小規模ながら、上質なカットソー生地の生産から縫製までを一貫して生産している。アワードでは、イタリアの高級紡績メーカー、カリアッジの糸を使った上質なカシミヤニットを、縫い代の出ない特殊なミシンで縫い上げたリバーシブルのジャケットが高く評価された。アワードの対象になったジャケットは、裁断の際に端切れとして出る上質なカシミヤの生地を、縫い代のない1枚の織物のようにパッチワーク状に継ぎ合せたもの。軽くて着心地がいい。松浦永(ひさし)社長は、「小さくても、優れたカットソーの生地と縫製を融合すれば、海外でも通用することを証明したい。来年度は海外の有力な合同展示会への出展を予定している」という。

 JKBSは12月2・3日に東京国際フォーラムで開催。今回は59社が出展していた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。