
吉田は11月14〜16日、同社の創業90周年を記念して展覧会“エブリデイ イズ ア ニュー ビギニング”を東京・九段下の九段ハウスで開催する。事前予約制だ。同展覧会のテーマは、創業以来メード・イン・ジャパンにこだわりカバンを作り続けてきた吉田カバンのものづくりの真髄を“エブリデイ イズ ア ニュー ビギニング”という言葉に託した。
創業者にまつわるアーカイブ品や
同展のために制作した特別なインスタレーションを用意
戦後の街を歩き、カバンを手売りしていた創業者の吉田吉蔵の原点を伝える、当時使用していたリヤカーや黒澤明作品の「天国と地獄」のために作られたバッグなどのアーカイブ品の展示や、人気シリーズのコンセプトの体験やショートフィルムの上映など同展のために制作した特別なインスタレーションを用意する。
会場となる九段ハウスは、登録有形文化財にも指定されている建物で、スパニッシュ様式のデザインをベースに和室など日本的な要素も取り入れた和と洋が共存した唯一無二の雰囲気の中に歴史を感じる空間だ。さらに、庭と建物の中を立体的に繋ぐことで四季を肌で感じられる構造となっている。同展では、九段ハウス独自の空間を生かしたインスタレーションを作り上げた。
横尾忠則が書き下ろしたポスターや会場限定アイテムも
同展では、会場のみで販売する限定アイテムを用意するほか、現代アート作家の横尾忠則が吉田カバンの90周年のために書き下ろした作品をシルクスクリーン印刷によるポスターとして制作し、会場で数量限定発売を行う。なお、会場限定アイテムの詳細は、吉田カバン公式Xで発信予定だ。
開催概要
■エブリデイ イズ ア ニュー ビギニング
日程:11月14〜16日
時間:9:00〜20:30(最終入場は19:00)
場所:九段ハウス
住所:東京都千代田区九段北1-15-9
入場料:1300円
※事前予約制