ギャラリー・ド・ポップが欧州に進出、パリにショールーム開設

「パ・ド・カレ」を筆頭に、ウィメンズ・メンズのウェア及び雑貨、アクセサリーなどを扱うギャラリー・ド・ポップが、パリに事務所及びショールームを開設する。対仏投資庁（AFII）の支援を受けたもの。「パ・ド・カレ」は1998年、フランス人デザイナーとのコラボレーションにより生まれたブランドで、すでに各国のセレクトショップで販売されている。「パリオフィスの開設により、パ・ド・カレ地方の自然なライフスタイルのイメージを、より一層多くの顧客に広めていけるよう、フランスでのネットワーク拡充、広報活動、販売促進に努めていく考え」と同社。

ダヴィッド・アピア対仏投資庁長官は、これを歓迎するとともに、「パリでは、ノウハウや人材が豊富であり、多くのイベントや見本市が開催されるため、商品の認知度を高める機会にも恵まれている。フランスの研究開発税額控除制度により、テキスタイル、衣服、皮革製造に従事する企業は、一定条件のもと、新しいコレクションのデザイン費用に対して資金援助が受けられる。フランスはイノベーションと創造を奨励しており、現地の日本企業もこの支援措置を受けられる。今日すでに450社以上の日本企業が進出していることがこれを裏付けている」として、さらなる日本企業の進出を期待する。

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