ファッション

【NYコレ】「ジル スチュアート」、ボーイフレンドは1970年代のロックスター

 2014年春夏「ジル スチュアート(JILLSTUART)」が描くのは、ロックスターのボーイフレンドを持つ女の子。1970年代をモノトーンで表現する力強さとボヘミアンテイストのガーリーを落とし込んだ。ショー前半は、肩や袖に膨らみをつけたクロップドトップスやタイトドレス、チュニックが登場。飾り気のない刺繍をつけながらも、タフガールを演出する。デニムを使ったアイテムは新鮮で、体のラインに沿うビスチェやドレスを披露した。またフリースのような薄手の生地を使ったビッグトップスも面白い。「ジル スチュアート」らしい全面にあしらった花モチーフの刺繍が多く登場する。今シーズンは、カットアウトドレスやプルオーバーとショートパンツのセットアップ、ワンショルダーのドレス、ホルターネックドレスを提案。後半は、ランジェリーのような官能的なシフォンドレスが登場。黒とロイヤルブルーかオフホワイトのバイカラーで、胸元やウエストをより透け感のあるシフォンに切り替えたり、べロアの花モチーフを施したり、異性を意識するような大人セクシーを表現した。モデルは全員、目の全体を黒のアイラインで囲い、目頭にホワイトグリッターをつけ、自分のスタイルを主張するような力強いメイクが施されていた。どこか挑発的な表情だが、ボヘミアンやセクシーさで「ジル スチュアート」らしい大人スウィートを加えたスタイルが印象的だ。

ジル スチュアート 2014年春夏ニューヨークコレクション 全ルック

2014年春夏ニューヨークコレクション 関連記事一覧

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。